※2023年5月作成
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副業でWebライターを始めたいけど、ブログをやっている人が多いのはなぜ?
Webライターはブログをやった方がいいって聞いたけど、自分にできるか不安でなかなか勇気が踏み出せない・・・
私もはじめた頃は同じことを考えていて、不安もありました。
結論からお伝えすると、未経験Webライターだからこそブログがあると助かります!
筆者はWebライターを始めたと同時に、ブログを開設しました。
当初は操作の仕方も記事の書き方もまったく分からず必死でしたが、地道に続けたおかげで大手アウトドアサイトのライターに採用。
結果的にWebライターとしての収益アップにつながりました。
というわけで、本記事では私の経験談をもとに、Webライターがブログを始めるべき理由について解説します。
※初心者向けのコンサルやLINE勧誘はありません。
Webライターとブロガーの違い
Webライターとブロガーの大きな違いは、クライアントがいるかどうかです。
Webライター | ブログ |
---|---|
クライアントがいる | クライアントがいない |
働いた分だけ報酬あり | 広告が売れたら収入になる(アフィリエイト) |
納期あり | 納期なし |
Webライターはお仕事のマッチングサイトで、クライアントを探して仕事を見つけます。
一方でブログは自分でサイトを運営して、記事を書いて広告が売れたら収益が発生する仕組みです。
今でも利用していますが、マッチングサイトはクラウドワークスが使いやすくておすすめです。
クラウドワークスの詳細はこちらの記事を参照ください。
Webライターは働いた分だけ確実に報酬が得られるので、収入に繋がります。
ブログはアフィリエイト広告が売れないと収入にはならないため、稼ぐまでには少し時間がかかるのがデメリットです。
Webライター×ブログが最強な理由
ブログってすぐに稼げないなら書いても意味ないじゃん・・・と思うかもしれませんが、実はWebライターにとってはメリットが多く、結果的に収益アップにつながります。
Webライターがブログを始めると収益アップする理由は次のとおりです。
- 継続できれば不労所得になる
- ライティング力がアップする
- ポートフォリオに使えて実績になる
- ブログを見た人から仕事を依頼される
継続できれば「不労所得」になる
ブログは継続することで、サイトの信頼性が高まり、アクセスも増えていきます。
アクセスが増えた頃に、ライティングスキルがアップしていれば、収益も発生してくるでしょう。
そのためアクセスが多く、収益が発生するようになれば不労所得を生み出せます。
ただし何度もお伝えしますが、ブログはすぐには収益は出ません。
やるからには収益は出したいですが、まずは記事の質を上げることと、ライターとしての案件獲得につながるようインプット→アウトプットの繰り返しが重要です。
ブログでアクセスを集めるにはSEO対策が重要です。SEOはYouTubeや本でも学べるので、活用しましょう!
SEOとは?
Search Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」のこと。検索する人にとってもっとも有益でわかりやすい情報をGoogleが上位表示するシステム。質のよい記事だけでなく、検索する人が気になるキーワードを盛り込んでいるか、特化した内容があるかなども含まれます。
ライティング力がアップする
ブログは続けることと、質のよい記事を書くことが重要なため、自然とライティング力が上がります。
ライティング力が上がれば、クライアントワークの幅も広がり、実績や評ももついてくるはずです。
実際に私もブログを運営しながらどうやったら読まれる記事になるかなど、SEOについて学ぶことが今でもたくさんあります。
WebライターもSEO対策は知っておくことなので、勉強したことを試せるのもブログの魅力です。
ちなみに、読みやすい文章には型があります。
読みやすい文章の型を覚えておくと、初心者でも記事の執筆が各段にスムーズになりますよ。
【読みやすい文章の基本の型】
PREP法
- P = 結論
- R = 理由
- E = 具体例
- P = 結論
PREP法の使用例
- P = 毎朝10分、下半身のストレッチをすることで、腰痛改善につながります。
- R = なぜなら下半身のストレッチで、骨盤を整えられるからです。
- E = たとえば、毎朝片足上げを1日10回行うだけでも、1週間続いた腰痛が改善されたという研究結果があります。
- P = そのため毎朝10分、下半身のストレッチをするだけで、腰痛改善につながります。
他にもセールスライティングであれば「PASONAの法則」など、目的に合わせた型もあるので、ブログで試してみるのもおすすめです。
ポートフォリオに使えて実績になる
ポートフォリオとは「自分はこういう記事を書いてきました」という実績をアピールするものです。
ポートフォリオにもさまざまあり、自信のプロフィール用サイトを作成している人もいます。
ポートフォリオサイトを作る時間がない!という人は、ブログをポートフォリオとして提出できます。
ブログに記事があればあるほど「ライティングを頑張れる人」と思われるので、おすすめです。
1~2記事では少なすぎるので、最低でも10記事ほどあると実績になりますよ。
ライティングの案件に応募するときは、求められていなくてもポートフォリオがあると採用率も上がります。
ブログを見た人から仕事を依頼される
ブログを見た読者の中には、仕事を依頼できるライターを募集している人もいます。
そのためブログの記事がその人の目に止まれば、仕事を直接個別に依頼されることも。
直接依頼されると、クラウドワークスなどのマッチングサイトとは異なり、手数料が発生しないため収入も上がります。
TwitterやInstagramなどのSNSにブログを載せておくと、SEO対策が不十分でもアクセスされやすくなるので、おすすめです。
Webライターとブログどっちを先に始める?
Webライターとブログはどっちを先に始めるのがいいのかと、迷う人も多いと思います。
答えは同時に始めるのがベスト!ですが、目的に合わせて始めるのもおすすめです。
たとえば、すぐに副業収入がほしい場合は、Webライターから始めないと報酬は得られません。
初心者Webライターがブログを始める手順
初心者Webライターがブログを始める手順をご紹介します。
まずはブログの土台となるサーバーを決めましょう。
アフィリエイト収入で将来的に稼ぎたい人は、有料ブログが断然おすすめです。
有料 → Wordpress
無料 → amebaやはてなブログなど
無料ブログでも問題ありませんが、広告に制限があったりするため、有料ブログの方が安心して利用できます。
ブログを開設する手順
- レンタルサーバー契約
- WordPress登録
レンタルサーバーにはConoHa WINGやXserverなどがあります。
詳しくはこちら
次にデザインをレイアウトします。
有料ブログのWordPressには無料テーマと有料テーマがあり、どちらでも問題ありません。
無料テーマであればcocoonが人気で、有料の場合はSWELLやAFFINGERなどが有名です。
ちなみにこのブログはSWELLを使用しています。
ブログの有料テーマについてはこちらの記事をご覧ください。
>>初心者こそWordpressの有料テーマを選ぶべき理由【2023年版】
ブログのデザインを決めているあいだにあっという間に時間が過ぎてしまうので、ほどほどにして少しずつ変えていけば問題ありません。
ブログの形ができてきたら、6記事ほど書きましょう。
質の高い記事が理想ですが、初心者は下手くそで当たりまえです。
私も最初に書いた記事は、恥ずかしくてだれにも見せたくありません><
下手でもいいので、6記事くらい書き上げたら、ASPに登録します。
なぜ記事を書いてから登録するのかというと、ASP自体にも審査があることが多く「〇記事以上」と規定があるからです。
ASPとは?
アフィリエイトサービスプロバイダの略で、成果報酬型広告のサイト事業者のこと。ASPに登録するとさまざまな企業の広告を探せて、承認されればブログに貼ることができます。ブログに貼った広告から商品が購入されれば、そのうちの数%が収入となる仕組みです。
代表的なASPには、A8.netやもしもアフィリエイトなどがあります。
ASPの登録は無料です。
ASPについてはコチラの記事で解説しています。
次にブログのジャンルを決めましょう。
得意なことや趣味などを参考にジャンルを決めると、記事が書きやすくなります。
得意なジャンルがなにもないというときは、雑記ブログ(ジャンル問わず)から始めるのもおすすめです。
雑記ブログは記事ネタに困らないので、ブログを続けやすいメリットがあります。
ただし、YMYLジャンルは避けた方がいいです。
YMYLとは?
Your Money or Your Lifeの略で「お金」「健康」「法律」「医療」など、人生に大きな影響を与えるジャンル。これらのジャンルは、大手企業や病院など確実な信頼性があるサイトがほぼ上位を占めているため、SEO対策をしても結果がでにくい傾向です。
ジャンルが決まったら、登録したASPサイトで広告を探しましょう。
ASPサイトには即時提携できるものと、審査があるものがあります。
提携完了した広告は、記事に載せていきましょう。
どんどん記事を書いて、ライティングスキルをアップさせます。
納得のいく記事ができたら、ポートフォリオとして使っていきましょう。
Webライターに活かすブログ作りのコツ
ブログはだれでも簡単に挑戦できる一方で、Webライターに活かすにはちょっとしたコツも必要です。
Webライターに活かすためのブログ作りのコツは次のとおりです。
- 得意なことや趣味をジャンルに選んでどんどん書く
- 本やYouTubeで勉強して、アウトプットする
- ポートフォリオに使える記事を作る
- 勧誘に気をつける
得意なことや趣味をジャンルに選んで、どんどん書く
ライティングスキルを上げるにはやはり、たくさんの記事を書くことが一番の近道です。
そのため得意なことや趣味をジャンル選んでどんどん書いていくと、自然とコツがつかめてきます。
得意なことが無い場合でも少しでも興味があることや日頃やっていること(お掃除や料理)などを書いていくのも、アイデアが浮かびやすくなるためおすすめです。
本やYouTubeで勉強してアウトプットする
たくさん記事を書くことが大切とお伝えしましたが、ただ量産するのではなく、日々勉強してアウトプットすることが重要です。
SEO対策やライティングの基礎などは、本やYouTubeでもたくさん解説されているので、お金をかけなくても勉強はできます。
勉強したら忘れないうちに実践していくと、ライティングスキルも少しずつアップしていきますよ。
ポートフォリオに使える記事を作る
Webライターとして活用するなら、ポートフォリオに使える記事を書きましょう。
たとえばWebライターとしてアウトドアの案件がほしい場合は、キャンプなどの記事を書くとクライアントの参考になりやすくなります。
クライアントの求めるような記事をブログでも書いていると、期待度も上がり報酬アップにもつながる可能性もあります。
初期投資は必要だが、勧誘には気をつける
Webライターはほとんど0円で始められる一方で、ブログは有料だと1万円ほど初期投資がかかります。
しかしWebライターとして活用できるのであれば、長い目で見ると安い初期投資。
一方で、Webライターやブログはだれにでも始められる副業であるがゆえに、悪質な勧誘にも注意が必要です。
たとえばTwitterやInstagramなどのSNSを通して「コンサルティングします」や「無料でお教えします」などのメッセージがくることがあります。
とくにやりとりもしていないのに、このようなメッセージがくる場合は要注意です。
自分で探して信頼できる相手であれば問題ありませんが、突然の勧誘メッセージにはのらないようにしましょう。
自然な流れで費用のかかる講座に登録されたり、効果のないコンサルティングをされる可能性もあります。
初心者Webライターがブログをするときの注意
ブログをするときには、注意しておくべきこともあります。
アクセスを延ばすためにも、継続していくためにも大事なことは次のとおりです。
- ネガティブ発言は控える
- すぐに収益を求めない
- キャパオーバーに気をつける
- 企業のサイトでも使用できる文章
ネガティブ発言は控える
ブログではネガティブ発言は控えましょう。
ネガティブ発言をしていると、炎上したり読者は読みたくなくなります。
ネガティブ発言は具体的には、商品を批判しまくる内容などにあたるもの。
「○○を使ったら肌荒れが酷くなったから、この会社の製品は絶対におすすめしません」など、個人の意見を押し付けるような内容もタブーです。
すぐに収益は発生しない
ブログはすぐには収益は発生しないことを忘れずに、継続していきましょう。
収益ばかりを求めていると、すぐにモチベーションが下がってしまうため、継続できなくなる原因になります。
収益を発生させるにはどうしたらよいのかを、インプット→アウトプットして実験的に行っていくと楽しさも見えてきますよ。
キャパオーバーに気をつける
Webライターとブログをする際には、キャパオーバーに気をつけましょう。
そもそも副業でWebライターを始めている人がほとんどなので、同時にブログをすると時間がカツカツになってしまいます。
そのため続けるためには、タスク管理をしっかりして、ブログはこの時間にするなど決めておくと楽になります。
きついときは無理せず休めるのもブログの魅力なので、自分のペースを作って続けていくことが大切です。
企業のサイトでも使える文章にする
ブログは自分のサイトなので、文章も自由に書いてもだれにも怒られません。
しかし適当な言葉遣いや言い回しを使っていると、ポートフォリオには使えなくなります。
たまたまライターを募集している人が見てしまったら、その企業の案件を受けるチャンスがなくなるのも同然です。
ブログでもクライアント案件のように、だれにでもわかりやすく、丁寧な記事を作るように心がける必要があります。
初心者Webライターだった筆者のブログ体験談
私が初心者Webライターのころ、実績が少なく案件に応募したくても「これまで掲載された記事のURLもしくは、ポートフォリオも添付ください」とあるものが多く、なかなか採用されないことも。
しかしブログを続けて半年過ぎたころには、ブログの記事をポートフォリオに利用して、継続案件を頂きました。
もちろん、今でもブログ記事をポートフォリオとして利用することもあります。
ただし日々更新していく中で、以前の記事をポートフォリオのまま使用していると、リアルタイムなスキルがアピールできません。
そのため定期的にポートフォリオの記事は、変えています。
先ほど、アウトドア記事が書きたければ、キャンプ記事を・・・とご紹介しましたが、私はアウトドアライターもしていますが、この案件もブログをポートフォリオとして使用しました。
ただこのときのブログ記事は、アウトドアとはまったく無関係なものでしたが、採用されたのでチャンスはあるのかな、と感じます。
あともう一つはやはり、疲弊してしまうときがくるということ。
ダメなことではないので、そんなときは休んじゃっていいと思います。
そうでないと続けられなくなるので・・・。
初心者Webライターがブログをするときのよくある質問
初心者Webライターがブログをするときのよくある質問にお答えします。
- ブログのジャンルはどうやって決めたらいい?
-
好きなことや趣味、興味のあることがおすすめですが、無い場合は日ごろやっていることや経験してきたことをジャンルに選ぶのもアリです。
- 無料ブログじゃダメですか?
-
無料でも問題ありません。実際に無料ブログで稼いでいる人もいます。ただ無料ブログは広告に制限があったり、運営側が終わってしまうとせっかく作ったブログもなくなるリスクもあります。
- ブログで収益がでるまで、どのくらいかかりますか?
-
早い人では2~3ヶ月です。一般的には半年~1年はかかると言われています。
- ブログもWebライターもパソコンがあった方がいいですか?
-
はい。iPadでも執筆は可能ですが、時間をかけずに書きたい副業ライターなら、断然パソコンはあった方が効率がよくなります。
初心者Webライター×ブログまとめ
Webライターはだれでも始められる副業のため、人気がある職種でもあります。
他のライターさんと差をつけたい、早く安定して稼げるようになりたい人は、ぜひブログもやってみると結果的に近道になるはずです。
実際に1年たった私もいまだにブログもWebライターも継続できています。
何ごとも最初の一歩はなかなか踏み出せないものです。
しかし一歩踏み出すと、意外となんてことなかったと思うことの方が多いもの。
私はブログもそのうちの一つだと思っています。
今から始めれば半年後にはWebライターとして活用でき、あなたの単価も上がり収入もアップできますよ。
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