ついにフリーランスデビューをしたけれど、毎年1回必ずやってくるのが「確定申告」。
フリーランスってやっぱり会計ソフトは必要なのかな?
初心者でも使いやすい安心の会計ソフトは、どれがいいのかわからない。
収入が増えるのは嬉しいことですが、その分収益の計算と記録は必要。
誰もが面倒と感じる作業ですが、これを簡単に作成できるのが「会計ソフト」です。
今回は初心者にもわかりやすく、簡単・安心の人気会計ソフトをご紹介します!
\この記事の結論/
- 会計ソフトを使うと申告が楽
- 会計ソフトにはクラウド型とインストール型がある
- 個人事業主におすすめは「クラウド型会計ソフト」
- 人気クラウド会計ソフトは、freee、弥生会計、マネーフォワードの3つ
会計ソフトを使いこなせば、仕事効率も上がり収入もアップにもつながりますよ。
▽筆者が使っている会計ソフトはこちら
\30日間無料でお試し!/
帳簿が苦手でも使いやすく、確定申告も簡単にできる!
個人事業主に会計ソフトはなぜ必要?
会計ソフトは個人事業主が仕事をするうえで発生した収益や雑費などを、確定申告しやすいように計算してくれるソフトです。
個人事業主が会計ソフトを使わないとどうなる?
結果から言うと、会計ソフトを使わなくても問題ありません。
始めて確定申告をする人もパソコン操作が苦手な人も、税務署に行けば教えてくれます。
【会計ソフトを使った方がいい人】
- 収益が大きい人
- 青色申告をする人
- 確定申告書類に時間をかけたくない人
会計ソフトを使用しておけば随時入力できるため、確定申告前にバタバタしないので安心です!
個人事業主が使う会計ソフトには種類がある
個人事業主が使う会計ソフトには、主に2つの種類があります。
【代表的な会計ソフトの種類】
- クラウド型会計ソフト
- インストール型会計ソフト
クラウド型会計ソフト
【クラウド型の特徴】
- オンライン上の会計ソフト
- オンライン上なのでログインが必要
- スマホとも連携できる
- 月額約2,000円~
クラウド型の会計ソフトはオンライン上で使用できるもの。
インターネット上にある帳簿なのでパソコンだけでなく、スマートフォンでも使用できます。
個人事業主とはいえ、帳簿をつけることが苦手な人でも項目ごとに金額を入力していくだけなので、問題なく使用できます。
税率が変更になるなどの法改正にも即時対応してくれるため、計算し直す必要もありません。
クラウド型会計ソフトのデメリット
デメリットは月額料金がかかること。
月額約2,000円~かかりますが楽して帳簿をつけられるため、時間をとるかお金を取るかになります。
▽1年間無料のクラウド型会計ソフト
インストール型会計ソフト
【インストール型の特徴】
- パソコンに取り込むタイプの会計ソフト
- ログイン不要
- 月額料金は不要(初期費用・アップデート費用はかかる)
インストール型とは、パソコンに会計ソフトをインストールするタイプのもの。パソコンに一度インストールするだけなので、ログインが不要。
利用料金も最初に払うだけなので、毎月のコスト削減にもつながります。
ネット環境がなくても使用できるため、外出先でも入力可能です。
インストール型会計ソフトのデメリット
インストール型会計ソフトのデメリットは以下の通りです。
- パソコンが故障した時は使えない
- 法改正があった場合は、バージョンアップする必要がある
- 1つのデバイスでしか使えない場合が多い
- パソコンのデータ容量が大きい
オンライン上のソフトではないためパソコンが故障した場合、会計ソフトを使用できなくなります。
また税率変更などの法改正があった場合も、手動でアップデートする必要があるため手間がかかることも。
クラウド型とは対象的にインストール型ではスマートフォンと紐づけて使用できないため、パソコンのみの使用となります。
インストール型は会計ソフトをパソコン内に取り込んで帳簿を付ける仕組みです。そのため、パソコンの容量は大きいものを使用した方がいいでしょう。
個人事業主におすすめな会計ソフトはどっち?
帳簿に慣れていない人や個人事業主になったばかりの人は「クラウド型」がいいでいょう。
クラウド型であればスマホとの紐づけも可能で、勘定項目に当てはまる金額を入力するだけ完了します。
クラウド型だとオンライン上でできるため、領収書やクレジットカード、銀行口座のデータも自動で入力されるので手間もかかりません。
個人事業主に人気のおすすめ会計ソフト3選
個人事業主におすすめの会計ソフトを比較してみました。
弥生会計オンライン
【弥生会計オンラインの特徴】
- サポートが充実しているため初心者でも安心
- パソコンが苦手な人でも使いやすい
- 「スマート取引取込」機能で入力時間を大幅に削減できる
- 利用料金が他社より安い
- 1年間無料で試せる
- 動作は重いときがある
サポートが充実しているため初心者でも安心
弥生会計オンラインでは、業界最大級のカスタマーサポート体制が整っています。
わからないことがあった場合は、カスタマーサポートに直接聞くことができるので安心。
カスタマーサポートだけでなく、弥生会計オンライン上でも利用マニュアルなど細かく載っているため確認することもできます。
パソコンが苦手な人でも使いやすい
弥生会計オンラインのコンセプトは「かんたん、やさしい」会計ソフトになっています。
日々のデータをもとに仕訳帳や決算書を自動で作成してくれるため、頭を悩ます必要もありません。
またインターネット上で管理されているため、税理士さんにお願いする場合にもデータを共有できます。
「スマート取引取込機能」で入力時間を大幅に削減できる
弥生会計オンラインには「スマート取引取込機能」があり、銀行口座やクレジットカードなどの取引データを読み込むだけで仕分け作業を自動的にしてくれます。
動作が重いときがある
他社に比べると少し動作が遅い場合があります。
そのため急いでいる場合には少しもどかしくなるかもしれません。
帳簿の種類が3種類のみ
【弥生会計で可能な帳簿】
- 賃貸対照表…会社の財政を確認する
- 損益計算書…会社の利益を確認する
- 月次推移表…1か月ごとに確認する
弥生会計では帳簿を増やすことができません。細かく帳簿をつけて確認したい人よりは、社員は自分だけの個人事業主に向いています。
弥生会計オンラインの口コミ
良い口コミ
データの複製を修正する事で、毎月同じ内容だったり金額だけを変えるデータの登録が楽に行えます。また、交通費等同じ内容を続けて登録する時、前のデータの内容を引き継ぐことができるので、日付と金額を変更するだけなど入力項目を減らせます。
・初めての会計ソフトですが、ソフトの使い方から仕分けまで電話で詳しくサポートしていただき、滞ることなく帳簿に記入することができています。
・金融機関、クレジットカード等、APIを使った口座連携はとても便利です。
・スマホで領収書をタイムスタンプとともにクラウドにアップロードできる、「弥生レシート」も気に入ってます。
・1年間無料で試せる
・銀行口座、クレジットカード取引が自動で反映されるので決算申告時にほとんど何もすることがない。
気になる口コミ
帳簿初心者・簿記初心者にとっては帳簿類について
それぞれどういった用途なのかの細かい説明文がほしいと感じました。
・スマホアプリでも詳細入力ができるとよい
・チャットが繋がりづらいときがある
・動作が重く感じる時がある。
・銀行ログイン認証がすぐに切れてしまう。
・対応していないクレジットカードがある。
\無料で1年間試せる人気クラウド会計/
freee
【freeeの特徴】
- freeeだけで確定申告まで完結できる
- 難しい確定申告の内容も○×形式で作成できるので、入力も簡単
- スマートフォン撮影したレシートなどをデータ入力してくれる
- サポート体制は他社より少し劣る
- 業界シェアNO.1
freeeだけで確定申告まで完結できる
青色・白色申告に対応して「e-TAX」との仲介役もしているため、確定申告がとても楽です。
難しい確定申告の内容も○×形式で作成できるので、入力も簡単
確定申告の記入欄で「生命保険控除」などの欄があります。
freeeでは質問に○×形式で答えると自動的に入力されるため、年に1回の慣れない作業も簡単にできるでしょう。
スマートフォン撮影したレシートなどをデータ入力してくれる
弥生会計と同様に、スマートフォンでレシートを撮影して入力することが可能。
もちろん銀行口座やクレジットカードと連動もできるため、手動で入力するよりも大幅に時間短縮できます。
サポート体制が他社より劣る
問い合わせフォームがつながりにくいという口コミが多くありました。
ネット上のトラブルやわからないことは即座に対応してほしいため、不安がある人はサポート体制がいつでも受けられる会計ソフトを選んだ方がいいでしょう。
使えない金融機関がる
ほとんどの銀行口座との連携は可能ですが、楽天銀行などの一部金融機関は対応していないため注意が必要です。
freeeの口コミ
良い口コミ
会計ソフトはいろいろありましたが、freeeを無料で試して見ると使いやすかったので、そのまま有料版を使用しています。 便利なのは勘定科目の提案と、金融機関情報の取得です。
起業したてで確定申告をしたことがない人でも、勘定項目さえ探して入力できれば用紙を作成できるので、税理士不要で手続きを終えられるのが非常に便利です。また、プランの価格も数千円なので、試しに始められます。間違って入力している箇所があると、エラー表示で教えてくれるので、ケアレスミスが少ないです。
スマホで入力して確定申告などを全てスマホだけで完結できるのはとてもいいと思います。
気になる口コミ
ヘルプセンターの内容が初心者でもわかりやすくして欲しい。チャットボットの回答の内容も改善して欲しい。
様々な金融サービスとのデータ連携ができなくなり、復旧に何カ月も要する場面が増えてきた
料金プランによっては、問合せフォームを介してしか問合せができない(チャット利用不可)
ただご紹介した3社の中では年額23,760円ともっとも安くて、コスパは最強です。
確定申告まで1本化!30日間無料お試し
マネーフォワード
【マネーフォワードの特徴】
- Excelや他社からの乗り換えが簡単
- スマホと連携できるので、いつでも管理可能
- データの反映が速い
- 簿記経験者は特に使いやすい
Excelや他社からの乗り換えが簡単
現在他社の会計ソフトを使用している人やExcelで帳簿をつけている人は、マネーフォワードがおすすめ。
「インポート機能」がついており、Excelの帳簿もそのまま移し替えることができるため手間がかかりません。
スマホと連携できるので、いつでも管理可能
クラウド会計では当たり前のスマートフォン連携。freeeと同様にe-Taxスマホからオンラインで確定申告可能です。
データの反映が速い
デビットカードやLINE Payなど使用するとすぐに反映されます。モバイル決済を利用する人にはとくにおすすめです。
簿記経験者には特に使いやすい
幅広い機能が充実しているため、簿記経験者にとってはとても使いやすいと評判。
人工知能AIがデータに基づいて自動入力・仕訳をしてくれるため、使うほど作業の時間短縮ができます。
レポート機能も自動で作成してくれるため、現状の確認もしやすいでしょう。
ただし自動機能がついているマネーフォワードですが、残高のずれや売掛金などのミスがあった場合の修正がしにくいようです。
マネーフォワードの口コミ
良い口コミ
とにかく使いやすいUIなのが気に入っています。
これまでExcelで管理していた経費の整理が、こちらに入力することで管理の手間が楽になりました。
有料契約で付属する機能が非常に多くに、会社起ち上げ・スモールビジネスのスタートにまず必要なツールが揃っており、これさえ契約しておけば漏れがないです。
自動取得した項目には一度勘定科目を設定すれば次回以降
設定しなくてもよいのが楽。
色々な端末からログインできて編集も出来るのが良い。
ランニングコストが安いので気軽に始められるのがありがたいです。
気になる口コミ
操作性はすごくよいのですが、会計知識が少ない人向けにサジェスト機能が充実すると嬉しいです。
沢山タブがあり、どのページで欲しい情報が閲覧できるのか悩むので「?」マークにカーソルをあわせると説明がでるなどがあると助かるなと思います。
簿記2~3級の知識が無ければ相当使いずらいのが不満。
もっと直感的に使えるようになれば良い。
個人事業主向け、中小企業向けなどに簡易版を作るとか。
勘定科目を一括で修正する際にもう少しぱっとできるとうれしいです。
▽1か月無料でお試しできる!
人気会計ソフト3社比較表
弥生会計オンライン | freee | マネーフォワード会計クラウド | |
無料お試し期間 | 企業から2年以内:2年間無料
企業から2年を超える:1年間無料 | 30日間 | 30日間 |
利用料金 | セルフプラン:年額2,6000円
ベーシックプラン:年額3,5200円 | スタンダード:年額23,760円(月額1,980円)
月額のみは2,680円 ※その他「スターター」「プレミアム」プランあり | スモールビジネスプラン:年額35,760円(月額2,980円)
月額のみは3,980円 ※その他「ビジネスプラン」あり |
サポート | 電話、メール、画面共有サポート
仕訳・経理業務相談 | チャット・メール | チャット・メール |
機能 |
|
|
|
備考 | 帳簿が苦手な人、初心者向け | 初心者向け | 経験者向け |
結局、会計ソフト選びに迷ったら!
個人事業主になったけれど「会計ソフトを使おうか」「どれにしようか迷っている」という方はまずは、お試しl期間を活用してみましょう。
まずは「やってみる!」精神で、試してみないことにはわかりません。
人気の会計ソフトは基本的に無料お試し期間があるため、使用してみるといいでいしょう。
お試し期間とか面倒!という方は、先ほどご紹介した3つの会計ソフトのメリット・デメリットを抜粋してまとめたので参考にしてみてください。
弥生会計 | freee会計 | マネーフォワード | |
---|---|---|---|
お試し期間 | あり(1年間) | あり(30日間、一部サービスは無期限・無料で使用可能) | あり(1カ月) |
メリット | ・初心者でも使いやすい ・銀行やクレカ連携が可能 ・帳簿の知識不要で使える | ・初心者でも使いやすい ・帳簿が苦手でも直観的に使える ・銀行やクレカ連携が可能 ・無料サービスも充実 ・請求書作成と帳簿が連携できる | ・AIによる自動入力 ・スマホと連携可能 ・帳簿付けに慣れている人は使いやすいスタンダードな書式 |
デメリット | ・出力できる帳簿が限られる ・請求書作成は別のソフトが必要 | ・銀行やクレカの同期エラーが多い ・楽天銀行との連携は不可 ・帳簿が得意な人には使いづらい | ・帳簿が苦手な人には使いづらい ・料金がやや高い |
大まかにまとめたものなので、詳細は各公式ホームページを参照してご確認ください。
個人事業主になって会計ソフトに迷ったらまずはお試しを!
- 会計ソフトを使用しなくても確定申告はできるが、時間と手間がかかる
- 個人事業主ならクラウド型会計ソフトを選ぶ
- 初心者におすすめの人気会計ソフトは3つ!
- 無料お試し期間とサポートが充実しているのは、「弥生会計オンライン」
- 業界シェアNO.1は「freee」
- 帳簿の経験があるなら「マネーフォワード」
- 迷った時は無料お試し期間だけ使用してみる
会計ソフトを使用することで、作業効率がグンッとアップします。紹介した会計ソフトはどれも簡単に入力することができるため、安心です。
とはいえ、自分に合ったものがわからない場合は、まずはお試し期間を使ってみるのもアリですよ!
ちなみに数字や計算が苦手な筆者は迷わずfreeeを選びましたが……。
あとは料金やサポート体制などで選ぶと自分に合う会計ソフトが見つかります。
最後まで読んでくださったあなたなら、確定申告もスムーズに終えることができますよ!
\投資や税金の気になることはこちらのブログもおすすめです!/
資産運用の専門家 中村 健さんが運営するブログ。シンガポールに長年在住し、悠々自適に生活されています。世界45か国の旅もされており、ご自身の経験を活かしたブログを運営。
税金や投資などお金にまつわることを気軽に勉強できるブログサイトです。
コメント
コメント一覧 (5件)
[…] 【初心者向け比較】確定申告を簡単に!おすすめの人気会計ソフト3選 –… […]
[…] 【初心者向け比較】確定申告を簡単に!おすすめの人気会計ソフト3選 […]
[…] 【初心者向け比較】確定申告を簡単に!おすすめの人気会計ソフト3選 […]
[…] 【初心者向け比較】確定申告を簡単に!おすすめの人気会計ソフト3選 […]
[…] 【初心者向け比較】確定申告を簡単に!おすすめの人気会計ソフト3選 念願の開業届を出したけど自分でも使える会計ソフトが知りたい人必見! […]