1人で過ごすのが好きだから、ソロキャンプをやってみたいけど夜が不安。
女子1人でも安全にキャンプができる対策が知りたい!
本記事は上記のお悩みを解決します。
ソロキャンプは自分のペースで好きなように過ごせるため、男女問わず人気がある一方で、トラブルがあったときに1人で解決しなくてはいけません。
自然の中で過ごすキャンプではさまざまなトラブルが起こる可能性がある中、とくに女性ソロキャンパーは犯罪に巻き込まれる危険性もあります。
SNSでも時折、キャンプでのトラブルもあげられていますね。
ソロキャンプは本来、自分のペースでゆったりと非日常を楽しめるもの。
キャンプ経験者も増えた近年は、女子のソロキャンパーも急激に増加しているほど人気です。しかし実際には事件や思わぬトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
そこで今回は女性が安全にソロキャンプを楽しむためのチェックリストを作成しました!
あると安心なおすすめ防犯グッズもご紹介しているので、安全対策をしっかりして最高のソロキャンプを味わいましょう。
女子のソロキャンプは危険と隣り合わせ!
女子のソロキャンプで起こりうる危険
- ナンパ
- テントに勝手に侵入してくる
- 酔っ払いに絡まれる
- グループキャンパーたちの騒音
- 野生動物の被害
女子のソロキャンプを始める前に知っておきたいのが、危険であるということ。
キャンプ場は管理されているので安全かと思われがちですが、迷惑キャンパーがいるように危険な人たちがいることもあります。
他にも野生動物の危険性もあるため、簡単に助けを借りられないソロキャンプは、常に危険と隣り合わせであると認識しておきましょう。
女子ソロキャンプで危険に遭わないためのチェックリスト
【女子ソロキャンプで安全に楽しむためのチェックリスト】
- キャンプ場は管理人がいるところを選ぶ
- 設営場所はファミリーキャンパー、女性キャンパーの近くなど人が多い場所を選ぶ
- 家族や友人にキャンプに行くことを知らせておく
- 荷物は最小限にしておく
- 防犯グッズを用意しておく
- リアルタイムなSNS発信は避ける
- 食べかすやゴミ、クーラーボックスはテント内にしまって寝る
- 夜間トイレに行くときは防犯ブザーとスマホは必ず持っていく
- 貴重品は肌身離さず持っておく
ソロキャンプをするほど安全に過ごすための対策方法がわかってきますので、不安も少しずつ減っていきます。
それでは女子のソロキャンプを安全に楽しむための対策を一つずつ解説します。
キャンプ場は管理人がいるところを選ぶ
キャンプ場にもさまざまな種類があり、支払いをキャンプ場ではなく別の施設で行う場合があります。
その場合、キャンプ場に管理人がいないケースがほとんどです。そのため女子のソロキャンプでは、避けた方が無難。
無料キャンプ場も同じく、キャンプ場に管理人がいないため、女子ソロキャンプでは何かあったときに助けを求められません。
そのため女子ソロキャンプでは次のようなキャンプ場が理想です。
- 管理人がキャンプ場内に常駐している
- 管理人に直通の連絡先が表記されている
- 市街地に近い
- 常に人が多い人気のキャンプ場
野営キャンプ場もテントサイトの区分けが明確ではないので、あまりおすすめしません。どうしても野営をしたい場合は、個人の野営地でキャンプをするのも一つの方法です。
設営場所はファミリーキャンパー、女性キャンパーの近くなど人が多い場所を選ぶ
テントを設営する場所も安全なところを選びましょう。
できるだけ人の目につく場所やファミリーキャンパーのテント近くに設営すると安心です。人の目につく場所だと不審者も手を出しにくくなり、比較的安全に過ごせます。
また意外にも女性のグループキャンプの近くもおすすめです。女性の身に何かあったときに同性だと助けてくれる可能性が高く、何かと協力をもらえます。
家族や友人にキャンプに行くことを知らせておく
女子がソロキャンプに行くときは必ず、家族や友人にキャンプに行くことを知らせておきましょう。
もしもトラブルに巻き込まれたときに早く気付いてもらえるように、事前の準備も必要です。
無事に帰宅した際にも知らせてあげてくださいね。
荷物は最小限にしておく
女子がソロキャンプに行くときは荷物はできるだけ少なくしておきましょう。
荷物が多いと運ぶのに体力を使います。荷物が少ないほど、何かトラブルにあったときに撤収がしやすくなりますよ。
ソロキャンプならアウトドアワゴンを使って荷物を運ぶと、駐車場からテントサイトまで遠くても楽々です。
防犯グッズを用意しておく
女子のソロキャンプであれば防犯グッズは必須アイテムです。
たとえば代表的な防犯ブザーやテントの鍵の他にも、ホイッスルもあると便利です。
リアルタイムなSNS発信は避ける
女子ソロキャンプではリアルタイムはSNS発信にも注意が必要です。
たとえば「今から○○キャンプ場へ行きます!」とSNSに上げてしまうと、あなたの行動が筒抜けになります。
キャンプでなくてもSNS発信したばかりに、一人暮らしの不在を狙われて空き巣被害に遭うケースもあります。
不審者に狙われる危険が高まるため、リアルタイムなSNS発信は避けましょう。
ただしトラブルに巻き込まれそうになったときなどは、ライブ配信などをする方が逆に安心かもしれません。(必ず視聴者がいるとは限りませんが……)
食べかすやゴミ、クーラーボックスはテント内にしまって寝る
自然で過ごすキャンプ場では野生動物の被害も多くあります。
そのため就寝前には食べかすやゴミ、クーラーボックスはきちんと片づけてテント内にしまっておきましょう。
外にそのまま放置していると、イノシシや野良猫が集まってきます。
野生動物が食べ物を物色している時間が長くなるほど、気になって眠れなくなるため、後片付けはしっかりしてから寝ましょう。
夜間トイレに行くときは防犯ブザーとスマホは必ず持っていく
夜にトイレに行きたくなったらライトの他に、防犯ブザーとスマホは必ず持っていきましょう。
夜間は油断しがちですが、他のキャンパーがテント内で寝ているあいだに不審者は狙ってくる可能性もあります。
そのためもしものために夜間は肌身離さず、防犯ブザーとスマホは手元に持っておくと安心です。
貴重品は肌身離さず持っておく
キャンプ場では盗難トラブルも多く発生しています。
買い物やトイレに行ったときにテントに置いていた財布やキャンプ用品が盗まれていたケースも多くあるため、テントを離れる際は貴重品も持っていきましょう。
外に出しておいたランタンが盗まれたケースもあるので、大切なキャンプギアが盗まれないようにテント内にしまって就寝するなど工夫が必要です。
実際にあった!女子も気をつけたいソロキャンプの危険な体験談
実際にあった女子のソロキャンプでの危険な体験談をご紹介します。内容はTwitterや筆者の体験談を参考にしております。
車中泊でドアを開けられそうになる
車中泊をしていたら、突然車のドアがガチャガチャと・・・。怖くなり車の壁を叩いたら、どこかへ去って行きました。
車中泊だとロックもしっかりかかっているので、安心感がありますが車上荒らしもいるため油断は禁物ですね。
翌朝起きたら・・・
テントで宿泊して翌朝起きると、外に置いてあったカレー鍋などの中身が食い散らかされていました。ショックと片付けが大変でした。
寝る前の食べ物の管理はしっかりしておかないと、余計な仕事が増えてしまいますね。
ゴミは密閉していたはず
ゴミを密閉して外に置いて就寝。夜中イノシシの親子がきてカサカサと朝までゴミ袋をあさっていて、ほとんど全然眠れなませんでした。テントに突進されたらどうしようか不安になりました。
野生動物はどんな行動をとるのかわからないので、テントの中が安全なのかどうかも不安ですよね。
テントサイトをうろつく男性
女子ソロキャンプをしていたら、あきらかにこちらの様子を伺っている男性。テント付近をウロウロされ、しばらく居座られました。
何もされないにしても、これは十分こわいです。不安なときは迷わず警察に通報しましょう。
女子ソロキャンプで安全に過ごすおすすめグッズ
女子ソロキャンプではトラブル対策は必須です。必ず持っておきたい、あると安心のおすすの防犯グッズをご紹介します。
LEDライト付き防犯ブザー
キャンプでは必須のLEDライトと女子ソロキャンプでは持っておきたい防犯ブザーが一つになったアイテム。夜の暗い時間帯にライトとして付けるだけでなく、もしものときの防犯対策にもなりのはありがたいですね。
こちの防犯ブザーはピンを引っ張ると130dBの大音量で響くので、広いキャンプ場でも周りに危険を知らせることができます。
人感センサーライト
人感センサーライトはテントの外にかけておくと便利です。夜間不審者がきたときにわかり、防犯対策に役立ちます。
こちらの人感センサーライトはシンプルな見た目なので、女性キャンパーにおすすめです。
明るさも調節できるので、自宅での普段使いもできます。
防災にも役立つホイッスル
ホイッスルはポケットに入れておけるサイズなので、もっとも原始的で簡単に使える防犯・防災アイテムです。
不審者に遭遇した場合は、相手が止めにくる可能性もあるため、防犯ブザーと一緒に携帯しておくといいでしょう。
盗難・犯罪防止に!ダイヤルロック
キャンプ場では盗難被害も多いため、防犯用にダイヤルロックを使用するのもおすすめです。
ダイヤルロックだと鍵を持ち歩かなくてもいいので便利。テントの適当な箇所に付けておくだけでも、対策をしているアピールができるので防犯対策になります。
女子ソロキャンプであれば、就寝時に内側のチャックにダイヤルロックをしておけば、不審者の侵入も防げて安心です。
女子だって安全対策ができればソロキャンプは楽しめる!
キャンプでの危険は野生動物はもちろん、もっとも怖いのはやはり人間ではないでしょうか。
キャンプは非日常の中で好きなように過ごし、ゆったりした時間を過ごせる最高のアウトドア。
不安なときはまずは知り合いと一緒に別々のテントを張って模擬ソロキャンプをするのもおすすめです。
ご紹介したチェックリストを参考に準備をしっかりしておくと、女子でもソロキャンプは十分楽しめます。
もしもに備えた防犯対策を心得て、あなただけの充実したキャンプ時間を楽しんでくださいね。
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