※本記事は2023年6月に更新しています。
コスパがよくてカッコいいテントがほしい!
最近よく聞く「シェルターテント」って普通のテントとどう違うの?
本記事は上記のお悩みを解決します!
キャンプに興味がある人なら聞いたことがあるシェルターテントは、ここ数年で一気に注目をあびているテント。
シェルターテントは普通のテントはあるけれどそろそろ新しいものが欲しい人や、ソロキャンプデビューしたい方などにも人気です。
今回はシェルターテントの魅力とコスパ重視の人におすすめの商品5選をご紹介します。
シェルターテントはブーム真っただ中!人気商品は売り切れてしまうので、検討中の方は必見です。
↓ 気になるところをクリックすると飛びます。
今注目のシェルターテントとテントの違い
シェルターテントとテントの大きな違いは、床面があるかないかです。
通常のテントは床面がある一方で、シェルターテントはタープのような使い方をします。
シェルターテントはタープのように使いますが、側面があるため横雨を防ぎ、使い方によっては虫の侵入を防げる万能なテントです。
床面がないテントといえば、ワンポールテントはほぼシェルターテントといえますね。
シェルターテントが人気の理由
キャンプブームも相まって2020年以降からシェルターテントは人気が高く、各アウトドアブランドからも続々発売されています。
筆者目線でシェルターテントが人気の理由をまとめました。
夏も冬もオールシーズン使える
シェルターテントは暑い夏も寒い冬もオールシーズン活躍するテントです。
たとえば側面がメッシュになっているシェルターテントは虫よけになるので、虫が苦手な人にとってはストレスなく過ごせるテントになります。
反対に寒い冬はシェルターテントがあれば、テントの中でもストーブなどのある程度の暖房器具が使えるので、寒さ対策にもなります。
他にもシェルターテントは壁があるので外気の影響を受けにくく、夏は日陰になり冬は冷気を遮断してくれる優秀なテント。
このように暑いときにも寒いときにも便利なシェルターテントは、オールシーズンキャンプをする人にも人気です。
アレンジ自在
シェルターテントは組み立て方や使い方しだいでさまざまな形に変えることができます。
そのためタープのように気分によってさまざまな設営が可能。ポールの数を減らしたり、増やしたり、インナーテントを組み合わせたりさまざまなアレンジができます。
飽き性なキャンパーや変化を求める人にはぴったりのテントではないでしょうか。
設営がしやすい
シェルターテントは通常のテントに比べて、設営がしやすいのも特徴です。
タープを設営したことがある方ならわかると思いますが、シェルターテントも同じ要領で組み立てるため、時間もあまりかかりません。
そのため設営と撤収が比較的スムーズにできるので、初心者キャンパーにもおすすめしたいテントです。
中にはポップアップで立ち上げられるシェルターテントもあるので、たまにしか使わないときにはより簡単に設営できるものを選ぶのもいいでしょう。
ゴツくてカッコいい
シェルターテントにはさまざまなデザインがありますが、どれもゴツくてかっこいい見た目です。
そのため見た目にこだわりたい人やおしゃれなデザインのテントも見つかりやすいでしょう。
シェルターテントは出入口や側面を開放すると、テント内のレイアウトを魅せることができます。
インスタ映えやおしゃれなキャンプギアをレイアウトする人は、ワクワクするテントかもしれませんね。
知っておきたいシェルターテントのデメリット
かっこよくて人気のシェルターテントにもデメリットがあります。
使うときの注意点にもなるので、シェルターテントのデメリットは購入前に知っておくと安心です。
雨と強風に注意
シェルターテントは地面がむきだしの状態で使用するため、前日が雨だった場合などぬかるんでいない場所に設営しましょう。
またワンタッチで設営可能なものやペグ不要でも立位するシェルターテントもある一方で、強風時にはテントが動く可能性もあるため、ある程度のペグ打ちはしておくと安心です。
宿泊にはコットやインナーテントが必要
シェルターテントは通常のテントと異なり、グランドシートを使用せずに設営します。
そのため宿泊する場合はコットやインナーテントを設置する必要があり、荷物が増えてしまいます。
コットは通常のテントでも使用できて地面からの距離もできるので、虫が気になる方や冷気や熱を避けたい人にもおすすめです。
一方でインナーテントは4,000円台のものも多く販売されており、低価格で購入できます。
インナーテントはシェルターテントだけでなく、タープ泊にも使用できるので一つあるとあらゆるキャンプスタイルを楽しめるのも魅力です。
シェルターテントの価格
シェルターテントはソロ用だと6,000円~4万円台といったところで、ファミリーなどの2~3人以上だと2万~8万円台でした。(※2023年6月のAmazon調べ)
一方でワンポールやツーポールタイプのシェルターテントは、ファミリー用でもお値段は安いようでした。
安くても失敗しない!シェルターテントの選び方
シェルターテントが欲しいけど、インナーテントやコットが必要なら価格を抑えたい!という方に、安い値段でも失敗しない選び方のポイントを5つご紹介します。
デザイン
シェルターテントの形状は主に3種類あります。
デザインは外見のよさだけでなく居心地のよさも関係してくるため、天井が高い方がいい人や広々使いたいなど使ったときを想像するのも大切ですね。
スクリーンタイプ
スクリーンタイプのテントはバランスよく立位し、側面が解放できるタイプのテントです。
傘を開くときのようにワンタッチで設営できるものや風のない日はポールなしでも組み立てられるので、慣れない初心者でも簡単に設置できます。
人気の種類ではドーム型テントと呼ばれ、雨や風がしのげるだけでなく解放感もあるのが魅力です。
夏は涼しく冬はクローズして外気の影響を受けにくいため、まさに365日使える種類といえます。
ワンポールタイプ
ワンポールタイプのシェルターテントは、名前のとおり中央部にポールを1本立てて設営します。
ポールの数が少なく設営時間もかからないので、バックパッカーやソロキャンプにもおすすめです。
ただしスクリーンタイプのシェルターテントと比べると、解放感が少なめで記事によっては夏場に暑さを感じることもあります。
ツーポールタイプ
ツーポールタイプも名前のとおり2つのポールで設営するテントのことです。
ワンポールと同じく設営に時間がかからず、初心者でも簡単に組み立てられるのが魅力。ワンポールと異なる点はフラットな天井部分ができるので、広さを感じられます。
ポールの位置を変えたり増やすことで、いくつものアレンジができます。
おしゃれで人気のパップテントもツーポールタイプの種類です。
素材
テントやタープを選ぶときには欠かせない素材選び。素材には主にポリエステル、ポリコットン(TC素材)、コットンの3種類があります。
- ポリエステル:撥水性が高く軽くて持ち運びやすいが、影が薄く夏は暑さを感じやすい。
- ポリコットン(TC素材):ポリエステルとコットンの混合素材。ポリエステルのように撥水性と軽さもある一方通気性にも優れ、火の粉が飛んでも穴が空きにくい素材。
- コットン:重さはあるものの通気性に優れ、夏は涼しく冬は暖かい。影も濃くできる。
オールシーズン使いたいならTC素材、冬にストーブなども使用する場合はコットンを選ぶといいでしょう。
サイズ
使い方にもよりますがサイズは使う人数プラス1人を想定して選びましょう。
余裕のある大きさであれば、インナーテントやコットを置いても窮屈感を感じません。たとえば2人で使うデュオキャンプなら、3人用がゆったりできます。
個人的にはデュオキャンプならワンポール以外のテントがおすすめ。人数に合わせたサイズでもワンポールは少し窮屈に感じてしまします。
持ち運び
宿泊キャンプでのテントは必須アイテムの一方で、かさばるため収納の状態や持ち運びやすさも重要です。
バッグタイプなのか巾着タイプなのか、ポールなどを含めた重さなども確認しておくと安心。
車移動が主な人は問題ないかと思われがちですが、キャンプサイトから駐車場まで遠い場合もあるため持ち運びやすさも確認しておきましょう。
耐水圧
先ほどご紹介したように素材と同じく、耐水圧もチェックしておきましょう。
耐水圧とは生地が耐えられる水圧を数値で表したものです。耐水圧が大きいほど大雨でも浸透することなく安心して使えます。
ただし耐水圧が大きいほど重さもあり通気性も悪くなるので、雨キャンプはあまりしない方であればそこまで気にする必要はありません。
大雨でなければ耐水圧は1,500mm程度あれば十分です。
おしゃれで安い!おすすめシェルターテント5選
ご紹介してきた人気のシェルターテントですが、値段もピンキリ。
今回は5万円前後で買えるおしゃれで安いおすすめのシェルターテント5選をご紹介します。
ソロ向け|OneTigris スーパーシェルター
野営向けアイテムやなどミリタリーなアウトドア用品を展開するOne Tigrisから販売されているスーパーシェルターは、ワイルドな雰囲気のシェルターテント。無骨でおしゃれなデザインでかっこよさを求めるソロキャンプにぴったりです。
耐水圧は安心の1500㎜で軽いので、駐車場から遠いキャンプサイトでも苦にならない重さ。もちろんフルクローズも可能なので、夜間も安心して眠れます。
筆者的おすすめポイントは地味にランタンを吊るすフックがついていること。フックになっているので、カラビナの必要もないのがありがたい!
おすすめの人
- ソロキャンパー
- 野営感を求める人
- ツーリングや徒歩でキャンプへ行く人
ソロ・デュオ向け|バンドック ソロベースBDK-79TC パップテント
バンドックのソロベースBDK-79TCはソロキャンパーに人気のパップテントで、アレンジ自在に使えるツーポールテント。素材は365日使えるポリコットン(TC)で撥水性と火の粉にも強いため、パップテントをオープンに使えば焚き火も楽しめます。
スカート部分がないため、フルクローズできても冬場はすき間風が気になるところ。とはいえ設営も簡単なのでかっこいいだけでなく、初心者でもすぐに組み立てられるのも魅力です。
おすすめの人
- 1年中キャンプに行く人
- 飽き性な人
- 初心者ソロ・デュオキャンパー
デュオ・ファミリー向け|DOD ヨンヨンベースTC
画期的なアイデア商品を連発するDODのヨンヨンベースTCは、かっこい軍幕スタイルでありながらデュオでも使える広々とした大きさのシェルターテント。
ポールは4本使用し高さもあるため、圧迫感がないのが特徴です。2人分のインナーテントやコットを置いても余裕のあるスペースで、広々と過ごせます。さらにはギアケースなどを収納しても、窮屈さは感じません。
商品名にもあるようにTC素材なのですぐそばで焚き火をしても穴が空きにくく、安心して使えます。
カンガルースタイルを楽しみたいキャンパーにもおすすめで、DODの「フカヅメカンガルーテントSS」を使用した場合3つセッティングできます。
おすすめの人
- 夫婦でゆったり過ごしたい
- DODが好き
- カンガルースタイルをやってみたい人
- かっこよさと解放感、両方ほしい人
デュオ・ファミリー向け|TOMOUNT ドームテント ドームシェルター
今回ご紹介する中でもっとも高額(6万円台)のシェルターテントは、TOMOUNTの2022年版ドームテントです。
新素材になっており150Dで防水コーティングとブラッククルーコーティングが施され、高い耐水性と遮光性のあるシェルターテントです。黒いテントは夏だと暑くなるイメージですが、熱を吸収しにくいので意外にも涼しく快適に過ごせます。
側面はすべて解放できるので、広々と使えて解放感もあります。
なんとUVカットは100%!日焼けが気になる方や暑さに弱い人におすすめしたいシェルターテントです。
おすすめの人
- モードでかっこいいテントを探している
- 解放感と十分な広さがほしい
- ファミリーで使いたい
- インスタ映えしたい
ファミリー向け|FIELDOOR トンネルテント620
FIELDOORのトンネルテント620はトンネル型になっているシェルターテントで、天井が高いのでリビングはかがまずに歩けます。
セットにはインナーテントもついているので、余計な装備を購入する必要なく宿泊もできます。また広々使えるのでファミリーでもゆったり過ごせるシェルターテントです。
ただしポールはフックではなく穴に通すタイプなので、設営には少し時間がかかるかもしれません。
設営で汗だくになりそうですが、側面は解放すると風通しもいいので、夏でも使えそうです。
DODのカマボコテントが欲しいけどお値段が……という方にもおすすめです!
おすすめの人
- 1年中使いたい
- カマボコテントに憧れているがコスパ重視な人
- ソロよりファミリーキャンプ中心の人
おしゃれで安いシェルターテントで新しいキャンプスタイルを!
今回は今大注目のシェルターテントについてご紹介しました。
シェルターテントはなんといっても設営が簡単で、アレンジ性が高いのが魅力です。
種類もさまざまあるのでご紹介した選び方のポイントを抑えて、自分のキャンプスタイルに合ったものを選んでくださいね。
ちなみに我が家が今気になっているシェルターテントは、ミニマルワークスの「シェルターGH」。でもこれが高い!!
ご紹介したおすすめシェルターテントのように、コスパよく買えるものもたくさんあるので私のように狙ったものが高くても諦めないでくださいね。
かっこいいテントでこれまでとは違った新しいキャンプをはじめましょう!
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] テントとの違いは?シェルターテントが人気の理由と失敗しない選び方 […]
[…] テントとの違いは?シェルターテントが人気の理由と失敗しない選び方 […]