暖かくてコスパがいい秋冬用シュラフってあるのかな?
秋冬用シュラフって、どれくらいの気温まで大丈夫なのか知りたい。
本記事は上記のお悩みを解決します!
お泊りキャンプでは必須アイテムの一つであるシュラフは、シーズンに合わせたものを使います。
夏用は薄くて軽いのは当たり前の一方で、寒さに耐える暖かさが必要な秋冬用シュラフは、お値段も高くなりがちです。
しかし肌寒くなった秋以降がキャンプ本番!という方も多いはず。
そんな方におすすめなのが、冬でも暖かく寝られて5,000円以内で買えるホークギアの「-15度耐寒マミー型シュラフ」です。
実は筆者も数年前に楽天で購入して以来、冬キャンには必須アイテムとなっています。
そこで本記事では安いシュラフでも冬キャンプを快適にしてくれるのか、正直なレビューをご紹介します。
ゆるキャンで話題!ホークギアの15度耐寒マミー型シュラフ
HAWK GEAR(ホークギア) 「-15℃耐寒マミー型シュラフ」
- 素材:コットンファイバー、ホローファイバー
- サイズ:39×29×18cm
- 重量:約1.6kg
- 防水性:簡易防水・防風
ホークギアはバックパックやトレッキング用品などのアウトドアグッズを販売するブランドです。
今回ご紹介するシュラフはテレビドラマ「ゆるキャン△」でも登場した話題のアイテム。
ゆるキャン△は女子高校生がキャンプにハマり、野外活動サークル(通称「野クル」)を作りゆるくアウトドアを楽しむ日常を描いた漫画が原作の大人気アニメ。
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(2023年10月時点の情報です。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)
ホークギアのシュラフの特徴は次の4つ。
- 耐寒温度-15℃までOK
- 豊富なカラーバリエーション
- お手頃な価格
- 洗濯機で丸洗いできる
一つずつ解説します。
耐寒温度は-15℃
ホークギアの-15℃耐寒マミー型シュラフは、名前のとおり真冬の登山でも使える仕様になっています。
素材は通気性と保温性に優れたコットンとマカロニ状になったホローファイバーを採用しているため、軽くて暖かいうえに乾きやすいメリットが特徴です。
夏以外の3シーズンで使用できるシュラフで、厚みもある一方で軽いため、電車やバス移動でも負担なく持ち運べます。
耐寒温度が-15℃が本当だと、日本の平地であればどこでも耐えられる設定ですね。
実際に寒さを感じなかったかどうかは、あとでご紹介しますね。
豊富なカラーバリエーション
ホークギアのシュラフはカラバリが豊富なので、人気とはいえ他の人とかぶりにくいのも嬉しいところ。
2003年現在は7色展開されており、落ち着いたコヨーテやカーキも他に、おしゃれなレッドやオレンジなどもあります。
お手頃な価格
ホークギアの-15℃耐寒シュラフは春・秋・冬に使える一方で、5,000円以内で買えるコスパの良さも魅力です。
その点、ホークギアのシュラフは-15℃まで可能で高機能なうえに、お値段も安いのはお得ですよね。
洗濯機で丸洗いできる
ホークギアの-15℃耐寒マミー型シュラフは、洗濯機で丸洗い可能!
シュラフは汗で蒸れたり湿気を吸うので、意外と不衛生になりち……。
洗濯機で丸洗いできれば毎回清潔に使えるので、気持ちよく寝られますね。
ホークギアの-15度耐寒マミー型シュラフを冬に使った結果
結論からお伝えすると、0℃までは余裕で暖かく寝られます!
寝床はホークギアの-15℃耐寒マミー型シュラフの下に、FIELDOORのインフレーターマットを敷いて検証。
ちなみに我が家は九州ですので、あくまで平地の使用として参考にしてください。
ホークギアを使った環境その1:最低気温11℃
- 時期:10月末
- 最低気温:11℃
- 天気:晴れ
日中は汗もかかないほど過ごしやすく、夕方から冷え込む時期でした。
寒暖差がある時期だったためか、ホークギアのシュラフとマットのみで快適。
湯たんぽもいらないレベルで、問題なく寝られました。
ホークギアを使った環境その2:最低気温6℃
- 時期:12月
- 最低気温:6℃
- 天気:晴れ
日中も普通に寒い時期だったため、さすがに寝る前に湯たんぽを入れて寝ました。
結果的には朝まで寒さは感じることなく、足元まで暖かく過ごせています。
湯たんぽは電気を使わずに長時間、温めてくれるのでおすすめ。
▽我が家はマルカの湯たんぽを愛用しています。
ホークギアは-15℃まで快適に寝られるシュラフですが、9℃を切ると寝袋に入ったばかりのとき寒さを感じます。
山キャンプや12月以降は湯たんぽやカイロなどの暖房器具も用意しておくと、より快適に眠れそうです。
我が家は九州在住なので雪中キャンプは経験ありませんが、おそらく氷点下の場合はブランケットなども併用する必要がありそうですね。
ホークギア「-15度耐寒マミー型シュラフ」の気になった点
ホークギアの-15度耐寒マミー型シュラフはコスパがいいといっても、気になる点もありました。
私が実際に使い続けていて、気になった点をご紹介します。
少し大きい
ホークギアの-15度耐寒シュラフは冬にメインで使うため、夏用と比べて厚みがあります。
そのた収納サイズも少し大きめです。
とはいえ、ベルトを締めると写真よりもひと回り程度コンパクトにはなります。
※ただし私の場合は最初に使用した際に、ベルトのうち一つが切れてしまいました……。
片方からしか出入りができない
ホークギアの-15度マミー型シュラフは片側からしか出入りができません。
そのためファスナーを全開にしてもかけ布団のようには使えないので、用途はシュラフとしてのみの使用になります。
1つのシュラフを2人で使うことはできません。
内側のファスナーはひっかかりやすい
ホークギアのシュラフはダブルジッパーになっており、外側・内側どちらからも開け閉めが可能。
ただ実際に寝袋に入ってファスナーを閉めるときは、ひっかかります。
外側のファスナーで閉めるとスムーズでしたが、さすがに首元にくると閉めづらいのであまりおすすめしません。
内側のファスナーで閉める際は、布をかまないようにゆっくりと動かすとスムーズでした。
ホークギアの-15度耐寒マミー型シュラフを使ってみてよかった点
ホークギアの-15度耐寒マミー型シュラフを使ってよかった点は、5つあります。
収納袋の出し入れがしやすい
安いシュラフだと収納袋が小さくて、入れるのが大変な場合があります。
しかしホークギアは安いシュラフではあるものの、収納袋もゆとりがあって出し入れがしやすくなっていました。
たたまずに入れ込んだほうが、15秒くらいで収納できました。
丸洗いできる
ホークギアの-15度耐寒マミー型シュラフは、丸洗いができる寝袋です。
結露でジメジメしても、寝汗をかいても簡単に洗濯できるので、清潔で衛生的に使えます。
洗濯するときはネットに入れるか、洗濯槽に這わせるように入れて洗ってください。乾燥機はNGです。
首元の紐を調節するとより暖かい
ホークギアのシュラフには首元にロープがあり、調節すると冷気の侵入を防いで保温効果がアップできます。
冬キャンプでは耳の周りが冷たくなったりするので、これは意外にも大活躍です。
守られてる感じがして落ち着きますよ。
ただしロープを縛って顔周りの冷気を防ぐ場合は、フード部分は枕としては使えません。
ホークギアのシュラフを使う場合は、ご自分に合った枕を用意しておくことをおすすめします。
▽登山にも!コンパクトで首が痛くなりにくいアウトドア用枕
▽コスパ最強シュラフ
安いのにホークギアよりも暖かいシュラフはコールマンのマミー型
ホークギアと同じくらいの値段で買える、より暖かいシュラフをご紹介します
Coleman(コールマン)|エクストリーム ウェザーマミー スリーピングバッグ
コールマンの「エクストリーム ウェザーマミー スリーピングバッグ」は、極暖を求める方にぴったりのシュラフです。ダウン素材のマミー型シュラフで、耐寒温度は-18℃で雪中キャンプにもおすすめの極暖シュラフ。
実際の口コミでは-2℃でも余裕で暖かく眠れると好評。ただし収納袋に入れるのが少し窮屈なようで、別で袋を用意した方もいるようでした。
エクストリーム ウェザーマミー スリーピングバッグのスペック
- 素材:ポリエステル
- 使用時サイズ:約208×81cm
- 重量:約2.63kg
- 耐寒温度:-18℃以上可能
ホークギアの-15度耐寒マミー型シュラフはコスパ最強
ホークギアの-15度耐寒シュラフは真冬でも防寒対策をしておけば、問題なく快適に過ごせます。
表面の手触りはサラッとしていて、寝心地はふわっとしているので、包まれている安心感があります。
何よりも4,000円台で買えるコスパの良さは、これからキャンプを始める方や秋・冬・春の季節にアウトドアを楽しむキャンパーにおすすめです。
冷え込んだ夜でもぬくぬく温まれるホークギアのシュラフで、快適な冬キャンプを体験するとさらにキャンプが楽しくなりますよ。
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