JackeryとEcoFlowのポータブル電源が人気らしいけど、違いが知りたい。
JackeryとEcoFlowはどっちが自分に合っているのか気になる。
Jackery(ジャクリ)とEcoFlow(エコフロー)どちらもポータブル電源では人気のメーカーです。
ポータブル電源は安くても2万円以上はするものなので、絶対に失敗したくないお買い物ですよね。
今回は人気ポータブル電源メーカーのJackeryとEcoFlow、2社を徹底比較します。
先に比較結果をお伝えすると以下のようになりました。
比較した結果、どちらも性能はしっかりしているため、買って損はないメーカーです。
ただし使用目的によって選ぶとさらに満足のお買い物ができます!
それぞれのリアルな口コミもご紹介しているのでどっちか悩んでいる方は、ポータブル電源選びの参考にしてみてくださいね。
比較対象のJackeryとEcoflowってどんな会社?
まずはJackeryとEcoFlowの会社についてご紹介します。
Jackery | EcoFlow | |
---|---|---|
会社名 | 株式会社Jackery Japan | EcoFlow Technology Japan株式会社 |
創立 | 2019年 | 2019年 |
本社 | アメリカ(2012年~) | 中国(2017年~) |
代表取締役 | 水嶋 雅貴 | 安齋美子 |
住所 | 東京都港区新橋1-11-2 I/O SHIMBASHI 2F | 東京都江東区南砂2-36-11オフィスニューガイア東陽町No.64 7階/8階 |
公式サイト | Jackeryのポータブル電源 | EcoFlow |
主な事業内容 | ポータブル電源、ソーラーパネル等の販売 | コンピュータソフトウェア及びハードウェア、電子機器並びに新エネルギー商品の売買 |
Jackery(ジャクリ)
Jackery(ジャクリ)はアメリカ発のポータブル電源メーカーで、2012年創業の意外にも10年以上親しまれている古いメーカーになります。
日本では2019年創業でポータブル電源だけでなく、ソーラーパネルの開発にも力を入れている会社です。
日本ではまだ日が浅い企業の一方で、おしゃれなデザインのポータブル電源が人気。2022年にはグッドデザイン賞も受賞しており「ポータブル電源といえばJackery」と、すぐに名前が出るほど知名度もあります。
EcoFlow(エコフロー)
EcoFlow(エコフロー)は中国発祥のポータブル電源で、2017年に深圳(しんせん)市という場所で創立されました。
当初はクラウドファンディングで4人のメンバーで創立され、現在はサンフランシスコや香港、日本など世界で活躍している企業です。
ヨーロッパ向けのEV車用バッテリー開発にも力を入れており、環境に配慮した製品を日々研究しています。
気になるポータブル電源では世界のドローンの70%ものシェアを誇るDJIに在籍していた技術者が関わっており、圧倒的な充電スピードが魅力です。
JackeryとEcoflowのポータブル電源をコスパのよさで比較
JackeryとEcoFlowのポータブル電源では、どちらがコスパがいいのかも気になるところ。
それぞれのスペックごとに料金を比較してみました。
定格出力 200~300Wh | 定格出力 500~600Wh | 定格出力 800Wh~1000Wh | |
---|---|---|---|
Jackery | Jackery ポータブル電源 400 ¥49,300(税込) | Jackery ポータブル電源 708 | Jackery ポータブル電源 1000 |
EcoFlow | RIVER 2 Max ¥64,900(税込) | RIVER Max ¥64,900(税込) | RIVER 2 Pro ¥88,000(税込) |
ほんの一部ですが、若干EcoFlowのほうがお値段が高い印象。
Jackeryは公式サイトで購入すると定期に値引きセールを行っているため、さらにお安く買える可能性があります。
(※セール値引きは時期により異なります。表記は2023年7月のものです。)
コスパ重視の方は間違いなく、Jackeryを選んだほうがお得ですね。
ちなみに送料はどちらも無料です!
\コスパ重視で選ぶなら/
\高い安全性で安心/
JackeryとEcoflowの保証内容を比較
ポータブル電源は安い商品ではないため、もしも壊れたときにしっかりと保証してくれるかどうかも選ぶときには重要なポイントです。
次にJackeryとEcoFlow、それぞれの保証について比較します。
Jackery | EcoFlow | |
---|---|---|
返品・交換 | 返品:到着から7日以内 交換:到着から30日以内 | 返品:初期不良のみ 交換:到着から30日以内 |
保証期間 | 2年 (公式サイト購入のみ3年) | 1~5年 (商品による) |
保証サービスの流れ | メールを送る(jackery.jp@jackery.com) もしくはお問い合わせフォームから相談 | ①保証登録をする ②メールを送る(support.jp@ecoflow.com) ③7日以内に着払いで発送する |
有償修理 | 今後対応予定 | 可能 |
お問い合わせ | ・電話:050-3198-9007 10:00-17:30(土曜、日曜、祝日、弊休業日は営業時間外) ・メール | ・電話:050-3138-8158 9:30-17:30(土曜・日曜・祝日、年末年始を除く) ・メールフォーム |
Jackeryはどの商品を買っても2年の保証がついており、公式サイトからの購入で1年延長できます。
一方、EcoFlowは商品ごとに保証期間が異なるため、購入時には毎回チェックしておきましょう。
JackeryとEcoflowのポータブル電源の性能を比較
JackeryとEcoFlowのポータブル電源の性能を比較してみました。
充電時間や使用できる回数など詳細にまとめてあるため、ぜひ参考にしてみてください。
定格出力200~300Whのポータブル電源|ソロ~1泊向け
Jackeryポータブル電源 240 | EcoFlow RIVER2 | |
---|---|---|
容量 | 240Wh | 256Wh |
定格出力 | 200W | 300W |
重量 | 約3.1kg | 約3.5kg |
電池素材 | リチウムイオン電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
サイズ | 230×133×167mm | 24.5 x 21.5 x 14.5cm |
出力の種類 | AC、USB | AC、DC、USB |
セット内容 | ・ポータブル電源本体 ・ACアダプター ・シガーソケット ・収納ポーチ ・取扱説明書 | ・ポータブル電源本体 ・AC電源ケーブル ・車載シガーソケット充電ケーブル ・取扱説明書及び保証書 |
充電方法 | ・ACアダプター ・シガーソケット ・ソーラーパネル(別売) | ・ACアダプター ・シガーソケット ・ソーラー(別売) ・USB |
Jackeryには定格出力200Wのポータブル電源「Jackery ポータブル電源400」もあります。
定格出力200W~300Wで使用可能な家電製品の例
・スマホ:約14回充電
・PC:約3回充電
・ライト:約22時間
・車載冷蔵庫:約19時間
・電気毛布:約4時間
スペックはほぼ変わりませんが、EcoFlowは急速充電が可能なため、約1時間でフル充電できます。
またEcoFlowはアプリをインストールするとスマホで操作もできるため、キャンプ中などわざわざポータブル電源の近くまで行かなくてもオンオフの切り替えが楽です。
価格はほぼ同じなので定格出力200~300Wを希望する場合は、EcoFlowがおすすめです!
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定格出力500W|ソロ~ファミリー、連泊向け
Jackeryポータブル電源 708 | EcoFlow RIVER 2 Max | |
---|---|---|
容量 | 708Wh | 512Wh |
定格出力 | 500W | 500W |
重量 | 約6.8kg | 約6.1kg |
電池素材 | リチウムイオン電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
サイズ | 299.7×191.5×190.5mm | 26.9 x 25.9 x 19.6cm |
出力の種類 | AC、USB-C | USB-C、DC、USB-A、AC |
セット内容 | ・ポータブル電源本体 ・ACアダプター ・シガーソケット ・収納ポーチ ・取扱説明書 | ・ポータブル電源本体 ・AC充電ケーブル ・シガーソケット充電ケーブル ・DCケーブル ・取扱説明書 |
充電方法 | ・ACアダプター:約5時間 ・シガーソケット:約13時間 ・ソーラーパネル(別売):約11~17時間 | ・ACアダプター:約60分 ・シガーソケット ・ソーラー(別売) ・USB-C |
定格出力500Wで使用可能な家電製品の例
・スマホ:約40回充電
・PC:約9回充電
・ライト:約58時間
・車載冷蔵庫:約10時間
・電気毛布:約10時間
どちらもスペックはほぼ同じで、出力・入力の種類と充電時間はEcoFlowが上回るようでした。
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定格出力1000以上|ファミリー、防災時2~4日
Jackeryポータブル電源 1000 | EcoFlow RIVER 2 Pro | |
---|---|---|
容量 | 1002Wh | 768Wh |
定格出力 | 1000W | 800W~1000W(X-Boost機能ONの場合) |
重量 | 約10.6kg | 約7.8kg |
電池素材 | リチウムイオン電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
サイズ | 332×233×243mm | 26.9 x 25.9 x 22.6cm |
出力の種類 | AC、USB-A、USB-C | AC、USB-C、USB-A、DC |
セット内容 | ・ポータブル電源本体 ・ACアダプター ・シガーソケット ・収納ポーチ ・取扱説明書 | ・ポータブル電源本体 ・AC充電ケーブル ・シガーソケット充電ケーブル ・DCケーブル ・取扱説明書 |
充電方法 | ・ACアダプター:約7.5時間 ・シガーソケット:約14時間 ・ソーラーパネル(別売):約17時間 | ・ACアダプター:約70分 ・USB-C ・シガーソケット |
定格出力1000Wで使用可能な家電製品の例
・スマホ:約54回充電
・PC:約12回充電
・ライト:約76時間
・車載冷蔵庫:約38時間
・電気毛布:約13時間
定格出力1000Wではドライヤーや炊飯器、ヒーターなども使用できるため、キャンプだけでなく防災にもおすすめです。
ただしEcoFlowの場合は、X-Boost機能ONの場合にのみ1000W使用可能になります。
【EcoFlowのX-Boost機能とは?】
通常の出力を上回る力を発揮できる機能。ポータブル電源の出力のW数の範囲内であれば、出力可能になる。
例:AC出力が1000Wのとき、定格消費出力900Wのドライヤーは使用可能。
容量と定格出力が大きくなるほど重さもありますが、長期的に防災面でも役立てたい方は、1000W以上のポータブル電源だと安心できますね。
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JackeryとEcoflowのポータブル電源の口コミ・評判
実際に使ってみた口コミ・レビューを元に、JackeryとEcoFlowそれぞれの評判を調査しました。ポータブル電源を買うときの参考にしてみてくださいね。
良い口コミ・評判
まずはそれぞれの機能を体感した良い口コミをご紹介します。
Jackeryの良い口コミ
Jackery持ってます。パネルも持っていて、とても便利で買ってよかったと思っています。(Twitter)
使用例だけでは実際のところよくわからなくて容量で迷いましたが、予想より減りが少なく一泊のキャンプでは余裕なくらいでした。※708購入(Amazon)
一泊のキャンプにて使用しました。スマホの充電や扇風機を回すのに電源サイトを使わずに済みました。本体がやや重いですが、車のオートキャンプなので問題なしです。(Amazon)
1500nにするか悩みましたがお値段が手頃な708にしました。まだテスト利用だけですがスマホの充電、LED照明、旅行用のヘアードライヤーが問題なく使用できました。(Amazon)
女性でも片手で持てます。携帯を充電してみましたが、音は全く気になりません。冬キャンプで使うのが楽しみです!(Amazon)
EcoFlowの良い口コミ
Jackeryの400WhからEcoFlowの288Whに買い替えました。容量は経ちゃったんですが充電速度の早さやディスプレイの見やすさから替えてよかったと思ってます。(Twitter)
車中泊と防災用に購入しました。コンセントからの充電は期待通り早かったです。
この商品にした決め手の1200Wには、何度も挑戦するもペアリングが成功せず。
ドライヤーは試していないもののおそらく使えませんが、ヘアアイロン、電気毛布、電気湯タンポは使用出来たのでとりあえずは満足です。(楽天市場)
文句なしです!届いてすぐに使う予定があったのでコンセントで充電しながら60wの照明器具2つを使いました!(コンセント供給式の照明器具です。)
それでも約1時間ちょっとでバッテリー100%になりました!!耐久性にも期待です!(楽天市場)
朝から夜まで走行充電しました。午後から冷蔵庫も繋いで充電しましたがほぼ100%充電完了しました!
携帯と繋いで充電の残量など確認できるのも便利で買って良かったです!(楽天市場)
JackeryもEcoFlowもどちらのレビューも、購入してよかったという感想ばかりでした。
ポータブル電源の購入に悩んでいる方の参考になれば幸いです!
※使用可能な電化製品は、種類によって異なります。
悪い口コミ
JackeryとEcoFlowそれぞれにも悪い口コミはありました。気になる悪い口コミもしっかりチェックして自分に合ったポータブル電源を見つけてくださいね。
Jackeryの悪い口コミ
本体への充電の時にアダプターがかなり熱くなるのが気になります。(Amazon)
充電(ソーラーパネル100)の時間がもう少し短いと完璧です。また、使用時に時々音が鳴るのは何ででしょう 。(Amazon)
持ち運びには重たいです。しかしポータブル電源の充電時間が少なくて良いです。試しに電気製品を充電してみましたがOKです。信頼のおけるメーカーだと思います。電源がもう少し軽ければもっと良いと思います。 (Amazon)
EcoFlowの悪い口コミ
スマホへの登録時にwi-fi設定の細かい説明書がないため、うまくつながらずにとEcoFlowさんへ問い合わせして電話で確認しながらでないインターネットへつながらなかったので残念です。(楽天市場)
一つ気がかりなのは、ACコンセントの差し込みの向きです。最近は普通のコンセントばかりではなく向きによってはとなりの差し込み口を覆ってしまうことがあります。開発の段階で縦にしようか横にしようか悩まれたとは思いますが、どうせなら差し込み口を回転できる仕組みに出来ればユーザーの使用しやすい向きで差せて良いかなと思い、その点でほぼ星5ですが4.5が無いので星4としました。(楽天市場)
wi-fiですがやり方が悪いのかスマホアプリが繋がらない。(楽天市場)
Jackeryは充電時間がかかるのがデメリットです。
一方EcoFlowはスマホとの連携なかなかうまくいかない人が多い印象でした。
どちらにせよ、ポータブル電源としての電化製品を使用する性能的には、まったく問題ないため安心ですね。
>>アウトドアや防災に活躍!【Jackeryポータブル電源】
JackeryとEcoflow以外のポータブル電源
JackeryとEcoFlow以外にも人気のポータブル電源はたくさんあります。他のも見てみたい!という方のために、筆者おすすめのポータブル電源メーカーを少しだけご紹介します。
息抜きに軽い気持ちで見ていただければ嬉しいです。
PowerArQ
楽天ランキング1位を獲得した人気のポータブル電源。販売元はSmartTapという会社で、スマホのガジェットなどを製造しています。
お値段は安くはないものの、見た目の可愛さだけでなくシンプル構造で使いやすい製品。カラバリも豊富でポータブル電源には珍しいレッドも用意しているため、おしゃれキャンパーにもおすすめです。
Enernova
安くて安心安全なポータブル電源をお探しの方におすすめしたいのが、Enernova(エナノヴァ)。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、爆発の可能性も少ないのが特徴。充電時間も短いため、充電を忘れがちな人にもおすすめです。
アウトドアに特化しており、SOS用のライトも搭載されているため、女性キャンパーでも安心して使えますよ。
JackeryとEcoflow比較した結果
Jackeryはシンプルでデザイン性が高く、初心者でも使いやすくなっていました。
一方でEcoFlowはすばやく充電できるため、トータル的にも節約になるのでは…と感じたポータブル電源です。
つまり結果はこのようになります。
ジャクリとエコフローの比較結果
- 使用頻度は少なく、安いポータブル電源を探している人 → Jackery
- 使用頻度が多く、素早く充電したい人 → EcoFlow
どちらも性能は高い製品なので、買って損はしないでしょう。
ポータブル電源はあると便利で、防災面でも安心できます。とくに日本は四季によって、大雨や台風での停電も良く起こりますよね。
お気に入りのポータブル電源で、あなたのキャンプと日常をより快適に過ごしてくださいね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
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