尾上製作所のマルチファイアーテーブル2を使ってみた感想！メリット・デメリットも徹底解説

本記事は上記のお悩みを解決します！

焚き火好きなら一度は憧れる囲炉裏スタイルのキャンプを実現させてくれる、焚き火用テーブル。

たくさんのメーカーから販売されている焚き火用テーブルの中でも人気なのが、尾上製作所の「マルチファイアーテーブル」です。

今回はマルチファイアーテーブルを使用している筆者が感じたメリット・デメリットをご紹介します。

最新モデルや似ているおすすめの焚き火用テーブルもご紹介しているので、最後までチェックしてみてくださいね。

マルチファイアーテーブルを販売する尾上製作所とは

今回ご紹介する焚き火用テーブル「マルチファイアーテーブル2（Ⅱ）」を販売する尾上製作所（ONOE）は、1948年創業の老舗日用品メーカーです。

尾上製作所は主にトタン製品や園芸用品、アウトドア用日を販売しています。近年はアウトドア用品にも力を入れており、BBQグリルやキャンプに最適なサイドテーブルなどの新商品を販売。

とくに今回ご紹介するマルチファイアーテーブルは使い勝手のよさから人気が高く、日々改良されている商品です。

尾上製作所のマルチファイアーテーブル2の特徴

【尾上製作所「マルチファイアーテーブル2」の特徴】

尾上製作所の「マルチファイアーテーブル2」の最大の特徴は、アレンジ性の高さです。

連結部分がついているためレイアウトが自在にでき、焚き火を囲むだけでなく写真のように通常のテーブルとしても広々使えます。

さらに単体だけでも使えるので、ソロで1台だけ使用することも可能。他にもテーブルとしてではなく、ランタンなどの物置として使うこともできます。

尾上製作所「マルチファイアーテーブル」のスペック

全体は鉄製で重さはありますが、倒れにくく安定感があります。

折り畳むと細長く収納できるため車に積んでおけるのが、賃貸に住むものとしてはありがたいです！

尾上製作所のマルチファイアーテーブル2を使った感想

我が家はマルチファイアーテーブルを使用して約半年。実際に使ってみて気づいた欠点も含めて、正直にレビューします。

気になった点

まずは気になった点ですが、主に3つあります。

• 重い
• 脚が少しゆるい
• 夏場は熱がこもる

重い

全面鉄でできているため、当たり前ですが重いです。

とはいえ、力の弱い女性でも持ち運べない重さではありませんが、テントサイトまで歩く場合はちょっとしんどいかもしれません。（ワゴン必須）

組み立ては簡単ですが間違って足の上に落ちてきたら、痛いので注意してくださいね。

脚が少しゆるい

組み立て時、脚部分は固定用のロックがついていますが、固くて立位すると少しぐらぐらするのが難点。

ぐらぐらさせないためには、脚をしっかり外側に広げて立位させると安定します。

ただしテーブルを移動させるときに引きづると、必ずぐらつくので注意してください。移動させるときは必ず、持ち上げて動かしましょう。

夏場は熱がこもる

マルチファイアーテーブルは鉄でできているため、直射日光に当たると熱を持ちます。そのため冷たい飲み物や食べ物は、すぐに温まってしまうので注意が必要。

とくに夏場は触れるだけで熱さを感じることがあるため、お子さんがいる場合は日中は注意が必要です。

冷たい料理やジュースを乗せる際は熱を通さない素材の容器に入れるか、木製のカッティングボードの上に乗せておくなどの工夫をしておくと安心ですよ。

良かった点

マルチファイアーテーブルを買って良かったと思えた点は、主に4つありました。

• レイアウトしやすい
• 設営が簡単
• 熱いものがそのまま置ける
• 洗えるテーブル

レイアウトしやすい

マルチファイアーテーブルには連結部分があるので、さまざまなスタイルのレイアウトできます。

焚き火を囲むのはもちろん、一列に並べてカウンターのようにしたり、縦に連結して広々と使うことも可能です。

我が家は日中と翌朝は縦に連結して広々と使い、焚き火を中心に過ごす夜は焚き火テーブルとして囲んで使っています。

我が家は基本的にコールマンのファイアーディスクの焚き火台を使用していますが、余裕をもって囲めるサイズです。

設営が簡単

マルチファイアーテーブルは連結しなくても使えるので、脚を立ち上げてロックするだけで簡単に設営できます。連結も穴に組み合わせるだけなので、時間をかけずに焚き火用の囲炉裏テーブルが完成。

焚き火用の囲炉裏テーブルとして設営する場合は、袋から取り出してトータル2分もかかりません。もちろん片付けも楽にできるので、撤収の時間に追われることもありません。

熱いものがそのまま置ける

鉄製のマルチファイアーテーブルは熱いものがそのまま置けるので、スキレットやダッチオーブンも焚き火からおろしてすぐに乗せられます。

夏場は熱をもつためデメリットにもなる一方で、秋～冬場は鍋や温かいキャンプ飯を作るときに役立つのがメリットです。

洗えるテーブル

マルチファイアーテーブルは単体でも使えるため、食べ物や灰で汚れても丸洗いできます。

メッシュのテーブル面は汚れもつきにくく落ちやすいので、衛生的で長く使えるのは嬉しいメリットです。

尾上製作所のマルチファイアーテーブル2を選んだ理由

我が家がマルチファイアーテーブルを選んだ理由は、使い勝手のよさとかっこよさが魅力的だったからです。

焚き火を囲む囲炉裏テーブルとしてはもちろん、アレンジしだいでいろんな用途にマッチするので、コスパがいいと思い購入しました。

実際に購入してみて使い勝手はよく、期待以上の満足度◎

※2023年7月現在、マルチファイアーテーブルⅡは入手困難となっていました。

代わりに最新モデル「マルチファイアーテーブルⅢ」が登場しています。（詳細はこのあとご紹介しています。）

最新モデル「マルチファイアーテーブル3」が発売！

我が家が愛用しているのは2021年モデルのマルチファイアーテーブル2（Ⅱ）。

今回2023年3月1日に尾上製作所から最新モデル「マルチファイアー3（Ⅲ）」が発売されました。

マルチファイアーテーブル3（Ⅲ）は連結穴とマルチハンガー丸焼きキット用の穴が追加され、レイアウト性がアップしています。

焚き火を囲むだけでなく一体型テーブルとしてもレイアウト可能です。

気になっていたロック部分の甘さも改良されている様子。

実際に使用してみないとわかりませんが、従来品よりはマシになっているはずです。

マルチファイアーテーブルに似ているテーブル

マルチファイアーテーブルのような焚き火用の囲炉裏テーブルをご紹介します。

今回はコスパ重視でご紹介しているので、ぜひ比較して参考にしてみてくださいね。

BUNDOK｜マルチ炊き火テーブル　BD-239

単体でも使えるアレンジ性の高い焚き火用テーブルで、サイドテーブルやメインテーブルとしても使用可能です。ただし脚を立位した際にロックがないのが難点。とはいえ、移動せずに使用する分には問題なく使えるので、ソロからファミリーキャンプにおすすめです。

• サイズ：83×17×34.5㎝（1テーブルとして）
• 収納時サイズ：85×12.5×18.5㎝
• 重さ：7.3kg
• 材質：スチール

SUN-YE｜焚き火テーブル

今回ご紹介する焚き火テーブルの中でもっとも安いテーブル。単体としても使用できるため、サイドテーブルなどレイアウトが自在に可能です。脚裏には滑り止めもついているため、ぐらつきも少なく安定して使用できます。低価格でコスパよくしっかりした焚き火テーブルをお探しの方におすすめです。

• サイズ：88×20×30㎝（1テーブルとして）
• 収納時サイズ：80×20×12㎝
• 重さ：8.36kg
• 材質：鉄

アイリスオーヤマ｜焚き火テーブル　TKB-TB98

単体としての使用はもちろん、薪置き棚もついている万能な焚き火用テーブル。薪置きはカトラリーなどのラックとしても使えるのが便利です。テーブル面の両サイドにはくぼみがついているため、積み重ねて棚のように使用することも可能。よりレイアウトが自在にできるのが魅力です。

• 使用時サイズ：81×17×27㎝（1テーブルとして）
• 収納時サイズ：81×17×10㎝
• 重さ：8.9kg
• 材質：スチール

尾上製作所のマルチファイアーテーブルがおすすめの人

マルチファイアーテーブル愛用者の私からみて、ソロキャンプのみ行く人よりは夫婦やファミリーキャンプ向きのテーブルです。

たとえばファミリーキャンプにも行くけれど、たまにはソロキャンプもする人にはとくにおすすめ。

単体としても使えるのでシーンに合わせ、レイアウトを変えて使える最大のメリットを活かせます。

価格も1万円しないので安いため、コスパ重視の方にもおすすめです。

焚き火をテーブルで囲んで癒しのひとときを

焚き火をテーブルで囲むと自然と話しも弾み、普段味わえない空間で新鮮な気分を感じられます。ただし焚き火をテーブルで囲む際は、適度な距離で風向きにも注意してくださいね。

尾上製作所のマルチファイアーテーブルは人気のため、現在は最新モデルのみ販売されているようです。

数ある焚き火テーブルの中でも人気の商品なので、気になる方は定期的にAmazonをチェックしておくと安心ですよ。

お気に入りの焚き火用テーブルで、あなたはだれと癒しのひとときを過ごしますか。