おすすめ記事
キャンプ中に虫が寄ってくるのがストレス・・・
キャンプ中に虫が寄ってこないような、最強の虫対策を知りたい。
キャンプでもしも刺されてしまったら痛みや痒みを伴い、数日間悩まされる可能性も……。
キャンプで虫の被害に遭わないためにも、事前の準備と対策は重要です!
つまり、最強の虫除け対策をには、二刀流以上が必須!
そこで今回はキャンプ歴4年以上の私が考えた最強の虫対策をご紹介します。
おすすめの虫よけグッズもご紹介しているので、ぜひチェックして万全の対策で最高のキャンプを過ごしてくださいね。
キャンプで被害に遭いやすい虫
キャンプで気をつけるべき虫は主に4種類います。
どの虫も刺されると痒みや痛みを伴い数日間続くため、アレルギーを持っている人はアナフィラキシーショックを起こす可能性もあるのでとくに要注意です。
【キャンプで被害に遭いやすい虫】
- 蚊
- ブヨ
- ハチ
- ヌカカ
蚊
キャンプに限らず暖かくなるとどこにでも発生する蚊は、人を刺す虫NO.1ではないでしょうか。
日本では100種類以上の蚊が生息しており、主に水辺や水中で育ちます。
暖かくなると成虫となり、私たちの周りを飛び回る虫です。
血を吸うときに出る唾液がかゆみや炎症のもとで、ほとんどの場合は自然と治癒しますが、アレルギー反応を起こし大きく腫れることもあります。
蚊に刺されたときの症状は個人差が大きいね。
ブヨ(ブユ)
ブヨは正式には「ブユ」と呼び、地域によっては「ブト」とも言われます。
ブヨの唾液は毒性が強く、ブヨに刺されると強い痛みとかゆみを起こし、患部の周りまで大きく腫れることも。
重症になるとアレルギー反応や感染症を起こします。
私の父もよくブヨに刺されて顔がパンパンに腫れてました。
ハチ
日本でよく見るハチには「アシナガバチ」「スズメバチ」「ミツバチ」で、梅雨の終わりごろから10月にかけて活発に活動しています。
またアレルギー反応も強く一度刺されたことがある人は、2度目に刺されるとアナフィラキシーショックを起こすこともあります。
アナフィラキシーショックを起こすと患部が腫れるだけでなく、呼吸困難や意識消失を起こすため、十分気をつけましょう。
とにかくハチに刺されたら病院へ行こう。
ヌカカ
海岸などの水辺で5~10月頃に発生するヌカカは、非常に小さく群れで生息する虫です。
ヌカカに刺されると強い痒みを起こし、酷い場合は1ヶ月ほど悩まされます。
暖かい時期の海や川は要注意だね。
ヌカカは体が小さいため服のすき間もすり抜けて侵入してくるため、海キャンプや川キャンプなどのときには、首や足首周りも注意しておきましょう。
キャンプするならやっておくべき!虫除け対策
キャンプで虫の被害に遭わないためにやっておくべき、基本の虫よけ対策をご紹介します。
キャンプの基本の虫よけ対策
- 肌の露出を控える
- 汗は拭きとる
- 虫よけスプレーを振っておく
- 暖色ライトを使う
肌の露出を控える
キャンプでは開放的な気分になるため、ついつい肌を露出してしまう人もいるかもしれません。
肌の露出をするほど「どうぞ血を吸ってください」と言っているようなものなので、できるだけ長袖・長ズボンを着用しましょう。
汗は拭きとる
蚊やブヨなどは人間の汗のにおいに寄ってくることがあります。
汗をかいたらこまめにふき取って、清潔にしておくことも虫対策になります。
とくに足は汗拭きシートでこまめにふき取っておくと、蚊が寄り付きにくくなるので試してみると◎。
ちなみに足の裏までしっかり汗拭きシートで拭いておくと、蚊が寄り付きにくくなります!
虫除けスプレーを振っておく
当たり前ですが虫よけスプレーは必ずといっていいほど、キャンプでは必須アイテム。
肌に直接塗布するタイプや周囲にスプレーするものなどさまざまあるので、併用して使うとより効果的です。
暖色ライトを使う
夜はどうしてもランタンやLEDライトを灯しますが、蚊などは白熱灯に集まってきます。
そのためできるだけライトは暖色を使用しましょう。
白熱灯のランタンを使用するときは、できるだけテントから離しておくと安心です。
虫を退治してくれる殺虫ランタンもおすすめです。
これで最強!キャンプにおすすめの虫対策グッズ
キャンプの虫対策に効果的な最強おすすめグッズをご紹介します。
筆者が実際に使ってよかったものや、レビュー評価の高いものなどを集めました。
フマキラー|ヤブ蚊バリア
キャンプをするなら絶対に持っておきたいのが、フマキラーの「ヤブ蚊バリア」です。
テントを設営したらまずヤブ蚊バリアを地面にスプレーします。
完全に蚊が寄り付かないとは言えませんが、あるとないとでは大違いです。
やぶ蚊バリアはドラッグストアでも購入できますよ。
児玉兄弟商会|パワー森林香
森林香は屋外専用の蚊取り線香のようなもので、蚊やアブを予防してくれます。
強烈なにおいがするのでお部屋では使用せず、必ず屋外で使ってくださいね。
これはキャンパーの必需品だね。
フマキラー|おすだけベープ ワンプッシュ式 30回
フマキラーのおすだけベープはコンパクトで持ち運びしやすいボトルになっており、ワンプッシュするだけで防虫・殺虫効果が持続するスプレーです。
ワンプッシュって屋外でも効果があるのか気になるところですが、意外と蚊が寄ってこないので一度試してみてください。
嫌なにおいもあまりしないため、比較的安全に使えるスプレーといえます。
ハッカ油
蚊などの虫はハーブやアロマのにおいを嫌います。
中でもハッカ油は虫対策に最適で、ハッカ油スプレーを作ると天然の虫よけスプレーができます。
小さなお子さんやペットとのキャンプにもおすすめです。
【ハッカ油スプレーの作り方】
- 無水エタノール10mlに対して、ハッカ油を3~4滴垂らす。
- 水90mlを入れて混ぜ、スプレーボトルに入れる。
スプレーボトルはアルコール対応のものを使用してください。
手作りのハッカ油スプレーは、作ってから1週間が使用期限になります。
キャンプだと1回で使い切ったほうが安心です。
MAGNA(マグナ)|電撃殺虫器 LEDライト
充電式のLEDランタンで虫が好む光で誘引し、電撃殺虫グリッドで退治します。
LEDライトは3段階に調光できて、十分な明るさです。
1回の充電で最大20~30時間使えるので、2泊キャンプでも活躍します。
ライトと紫外線UV両方ONにしておくと、30分程で15匹以上の虫が退治できます!
ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーは蚊やブヨなどあらゆる虫をはじめ、ヘビなどに噛まれたときにも使える毒抜きアイテムです。
島暮らしのときはコレがないと不安でキャンプに行けませんでした。
使い方も簡単で、刺された場所から毒を吸い上げることで、被害を最小限に抑えます。
繰り返し使えるのでキャンプのときは常に用意しておくと安心です。
キャンプならではの最強虫よけ対策
キャンプでは殺虫剤や虫よけスプレー以外でも、虫よけ対策は必須です。
例えばテントやタープでも防虫ネットや蚊帳で囲えば小さい虫も入ってこないため、安心して過ごせます。
蚊帳を張っておけば、暑い夏でも肌を露出できるので解放感抜群!
キャンプで虫が出やすい時間帯
キャンプで虫が出やすい時間帯は朝方と夕方です。
少し涼しくなる頃は虫たちも動きやすく、活動が活発になります。
ただしハチは日中でも多く活動しているので、ハチの巣がないか確認しておくと安心です。
キャンプで虫に刺されたときの対処法
万全の対策をしたとはいえ、食事をしたりレジャーを楽しむ中で、虫に刺されてしまうこともあります。
もしも虫に刺されてしまったときの正しい対処法を知っておくと、被害を最小限に抑えられますよ。
【虫に刺されたときの対処法】
- ポイズンリムーバーで毒を吸い出す
- 患部を洗い、かゆみを抑える軟膏を塗布
- かゆみや痛みが酷い場合は、冷やす
- 腫れや痛みが酷い場合は、早急に病院へ受診する
まずは刺された箇所からポイズンリムーバーで毒を吸い出しましょう。
患部は搔きむしったりせずに、清潔にしてステロイドなどの軟膏を塗布します。
かゆみが続くときはタオルの上から、保冷剤で冷やすのも効果的です。
ただし、ムカデに刺された場合は42℃くらいのお湯で患部を洗い流すほうが効果的。
ムカデの毒は熱に弱いため、お湯をかけることで毒性が弱まります。
ハチやヌカカなど被害が大きいときには、早めに病院を受診しておきましょう。
最強の虫除け対策で快適なキャンプを!
虫が一番出やすい時期はまさにキャンプのオンシーズンでもあります。
とくにお子さんがいるファミリーキャンパーは最後までキャンプを楽しめるよう、救急セットは用意しておくと安心できます。
ちなみに今回ご紹介した虫対策グッズの中で、筆者の愛用は「ヤブ蚊バリア」と「森林香」です。
初心者でもとりあえずこの2つを用意しておけば、ある程度の対策にはなります。
ご紹介した虫対策グッズを活用して、最高の思い出を作ってくださいね。