突然の引っ越しや新生活で遠い場所へ就職する場合などの一番の悩みは、物件選びではないでしょうか。
引越し先が遠いと時間も費用もかかるため、簡単に賃貸の内見に行けないんですよね。
わかります。ただでさえ引っ越しは費用がかさみますよね。
そこで今回は内見なしでも物件選びに失敗しない方法を紹介します。
内見に行けないと細かい部分を確認できないので不安になりますが、これからご紹介するポイントを押さえておけば失敗せずに快適な新生活を送れますよ。
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内見なしでも良い物件には住める!
結論からお伝えすると内見なしでも良い物件に住めます。
反対に内見したからといってそこが良い物件とは限りません。なぜなら賃貸物件は実際に使ってみないと不便さもわからないことがほとんどだから。
さらに最近ではリモートで内見ができるお部屋も数多くあります。そのため無理に遠い場所まで行かなくても、十分良い物件に出逢うことも可能です。
物件選びでよくある失敗
物件選びでよくある失敗はこちら…
- 部屋の設備がよい=良い物件
- 家賃が高くて支払いががきつい
- 駅から近い場所を選んだ
- 不動産にすすめられて勢いで契約した
部屋の設備がよい=良い物件
浴室乾燥機や収納、テレビが見られるお風呂など設備が充実していると、良い物件のイメージになります。しかし実際はそれだけでは良い物件とは限りません。設備が多いということはその分、不具合が起きる可能性やメンテナンスが必要になります。設備ばかりに気をとられていると、良い物件を逃してしまうかもしれません。
家賃が高くて支払いがきつい
物件選びのときはなんとなくイケるかな、と契約したけど実際に住んでみると支払いがきつい…なんてことも。なんとなく払える、ではなく余裕を持って払える物件を選びましょう。
家賃は収入の手取り1/3が妥当です!(例:20万の手取り → 家賃6~7万円)
駅から近い場所を選んだ
駅から近いと交通の便にも困らないので、良い物件を選ぶ際に探しがち。しかし駅近物件にもデメリットはあります。
駅近物件のデメリット
- 夜間が騒がしい
- 治安が悪い
- 人通りが気になる
- 駐車料金が高い
- 駐車場がない
駅近物件は終電まで人通りがあるため、夜間でも外が騒がしくなることも。また人通りが多いため、洗濯ものを干すのが気になったり、治安が悪い場合もあります。駅近物件になるほど土地の値段も上がるため、駐車料金が高くなったり最悪の場合、駐車場がない物件のあげく近隣でも駐車スペースが見つからないこともあるため下調べはしておきましょう。
不動産にすすめられて勢いで契約した
3月などの不動産繁忙期には物件もなかなか見つかりにくくなります。そのため良い物件があると「今のうちに決めちゃおう」とすぐにでも契約したくなりますよね。そこに不動産屋さんが「今のうちですよ」とか「明日も内見があって…」とか言われると、焦ってよく確認せずに契約なんてことも。
本当に良い物件であればラッキーですが、もしもそうでなかったときの後悔は…。そうならないためには不動産屋さんから与えられる情報だけでなく、自分からも具体的に質問をして情報を仕入れましょう。あとから聞くよりもその場で一気に聞いておけば、時間もかからないので契約の思い切りだけでなくなんでも聞く勇気も必要です。
そもそも内見できない物件もある
物件にはそもそも内見できない場所もあります。それは内見したい物件が「居住中」の場合です。
居住中の場合は物件情報にも記載がありますが、意外と気づかない人も多い項目。退去日は決まっていますが、まだ居住中のような状況です。
退去日は決まっているのでその日以降に入居可能。この場合は内見が難しいため、契約すればそのまま入居になる可能性があります。
どうしても内見したい場合は居住者に交渉してもらうか、同じ建物の空いている物件を内見させてもらうといいでしょう。
内見なしで物件を選ぶコツ
内見なしで物件を選ぶときには、いくつかのコツがあります。急な転勤や交通費を節約したい場合にもおすすめ。内見でも見落としがちな部分も確認できるので、知っておいて損はないでしょう。
【内見なしで物件を選ぶコツ】
- 物件名と地域を検索する
- 賃貸の周辺地域を検索する
- 物件と同じメーカーの部屋を探す
- オンライン内見をする
物件名と地域を検索する
内見なしで物件を探す場合は、まず検索しましょう。不動産会社のサイトだけでなく、通常通り「物件名」「地域」で検索すると画像が出てくる場合があります。不動産会社に掲載されていない写真も出てくる場合があるので、おすすめです。
賃貸の周辺地域を検索する
物件選びでは周辺の環境も重要なポイントです。内見できない場合は地域を検索して、近くのお店のレビューを見てみるのもおすすめです。学校が多い場所や家が密集していない地域は、比較的落ち着きのある街が多いので確認してみるといいでしょう。
物件と同じメーカーの部屋を探す
どうしても住みたい物件の画像が出てこない場合は、同じメーカーの物件を探してみるのもおすすめです。アパートやマンションはメーカーごとに同じような作りになっています。そのため全く違う地域の物件でも同じメーカーの物件であれば、部屋のイメージをつかむことは可能です。
オンライン内見をする
最近ではオンライン内見も定番になりつつあります。内見のために引っ越し先に行けない場合も、オンライン内見をお願いすれば問題は解決するでしょう。オンライン内見なら緊張せず気軽にスタッフさんに質問もできるので、冷静に判断できそうです。
実はいらない設備
新しい部屋を探すときに気になるのは、設備ですよね。新しい部屋に引っ越すからと勢いで設備の整った部屋に住んだけれど、実際はいらなかった…なんてことも。住んでみて実際はいらなかった設備について紹介します。
【実はいらなかった設備】
- 浴室乾燥機
- ロフト
- 宅配ボックス
- 床暖房
浴室乾燥機
浴室乾燥機は一人暮らしにはちょうどよいかもしれません。しかし家族で住む場合には、浴室で干すのには狭すぎます。部屋でエアコンと除湿器をつけて乾かしたほうが、断然早く乾くので電気代がかかるだけ。浴室乾燥機はほとんど使わないので、なくてもよい設備といえるでしょう。
ロフト
一人暮らしや夫婦で住む場合に選びがちなのが、ロフト。ロフトに憧れる人もいますが、実際に住んでみると移動が面倒です。荷物置きにしても、出し入れが大変なのであまりおすすめしません。
宅配ボックス
宅配ボックスはあると便利ですが、なくても再配達してもらえばいいので問題ありません。また物によっては入らない場合もあるため結局、対面での配達になる場合も。治安が悪く置き配が心配な地域では宅配ボックスは活躍しますが、比較的落ち着いた地域では宅配ボックスはなくても不便なく暮らせます。
床暖房
床暖房は快適な一方で、光熱費がかかります。寒い地域ではありがたい設備ですがそれ以外の場所では、なくても問題なく住めるためエアコンでも十分。床暖房だけでは空気中は暖まらないため、エアコン両方使用して電気代がかかるよりはマシです。賃貸契約の「設備」に床暖房の記載がある場合は、家賃に維持費が上乗せされていることもあるので、注意しましょう。
物件選びで妥協しない方がいいポイント
なくてもいい設備とは反対に、これは妥協しない方がいい!と思うポイントを紹介します。
【妥協しない方がいいポイント】
- お風呂の追い炊き機能
- ウォシュレット付き温水便座
- エレベーターの有無
- 日当たり
- 近くにスーパーがあるか
お風呂の追い炊き機能
結論から言うとお風呂の追い炊き機能は、絶対にあった方がいいです!家族がいる家庭では1回お湯をためて、追い炊き機能で何人も浴槽に浸かれます。追い炊き機能がないとこれが実現できないのです。
追い炊き機能がないと2人以上入るときに水道代がかかります。また長風呂ができません。そのため絶対に追い炊き機能はあった方がいいでしょう。
ウォシュレット付き温水便座
ウォシュレット付き温水便座は一度自宅で使うと、ないと不便に感じる設備でしょう。なくても問題ない人もいますが、できればあったほうが安心です。温水便座がないと便座カバーを交換したり、面倒な部分もあります。
物件情報に「温水機能付き便座」と記載がある場合、必ずしも便座があたたかいとは限らないので注意しましょう。
エレベーターの有無
エレベーターが無い場合は、4階以上は体力的にきつくなります。4階からの見晴らしはよくても、荷物を運んでの移動になると夏場など外階段の場合は、汗だくになるので想定しておくことが大切です。体力的に自信がない場合は可能であればエレベーター付き、もしくは3階までにしておくといいでいしょう。
日当たり
日当たりが良い部屋の方がいい理由は、2つあります。
【日当たりがよい部屋を選ぶ理由】
- カビが生えにくい
- 気分が安定する
日当たりがよくない部屋だと風通しも悪く、カビが生えやすくなります。カビが生えやすくなると、お掃除の手間が増えてしまうことも。当然、冬場の窓の結露も酷くなります。
日当たりがよくないと一日中部屋の中が暗い雰囲気に。在宅ワークをしている家庭はとくに日当たりがよい部屋を選ぶと精神も安定できるので、おすすめです。
近くにスーパーがあるか
家族がいる家庭にとってこれは重要ポイントです。毎日でも行くであろうスーパーは、できるだけ家から近い場所にあると便利です。買い物は意外と面倒な作業なため、気軽に行ける距離がいいでしょう。最低でも半径1km以内にあると不便なく生活できます。
内見なしでマンションに住んでみてわかったこと
夫の転勤の関係で内見なしで物件を探すことがほとんど。現在はマンションに住んでいます。内見なしでマンションに住んでみてわかったことは、今のところハズレなしなので意外と問題ないということ。
物件探しは運もありますが、ネットの力を借りて検索すると意外と不動産の情報よりもイメージをつかめたりします。
自分の理想のイメージと妥協したくないポイントを明確にしておけば、物件選びもスムーズに行くと思いますよ。
内見なしで物件探しをするコツまとめ
突然の転勤や交通費を節約したい場合は、内見なしでも物件探しは問題なくできます。
ただししっかりと下調べをして、不動産会社にも質問をしておくと安心です。
設備以外の細かい部分は聞かないと答えてくれない場合がほとんどなので、注意しましょう。
紹介したポイントを押さえておくと、よい物件に巡りあえるでしょう。一生懸命選んだ物件では快適な新生活を送れるはずです。
引越しをするときにおすすめの見積比較サイトも紹介しておきますので、チェックしておくとさらに費用を抑えられるでしょう。
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