突然の転勤で慣れているはずなのに「何をやったらいいんだっけ?」なんてことありますよね。
我が家も5回以上、転勤で引っ越しをしていますが、毎回リストを思い出しながら作っていました。
実際、引っ越しに関してはやることがたくさんありすぎて、家族とケンカになることも。
今回はそうならないためにも、転勤の経験談から引っ越し前後にやっておくべきことリストを作りました!
引っ越し作業は重労働で家族が多いほど手間もかかります。最低でも3週間前から動いておくようにしましょう。
転勤族の負担が少しでも減らせるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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転勤族が引っ越し前後にやることリスト
まずは転勤族が引っ越し前後にやることリストをご紹介します。
今回は転勤族の方向けなので、引っ越し業者や交通手段は決定している前提になります。
- 新居を決める
- 引っ越し業者との打ち合わせ(日程、段ボールの数など)
- 退去立ち合い
- 光回線のプロバイダへの連絡
- 電気・ガス・水道の解約
- エアコンの取り外し、取り付けの手配
- 粗大ゴミの処理
- 転出届の手続き
- 郵便局に転送届を出す
- 定期便の住所変更
- 新居の電気・ガス・水道の連絡
- 新居の鍵受け取り
- 転入届
- 免許証や車検証などの住所変更
- 銀行・カード・ローン会社などの住所変更
- 通販サイトの住所変更
引っ越しまでにやること
引っ越しでやることは山ほどあるので、二度手間にならないように効率よくこなしていくのがポイントです。
そこで大切なのが手続きの順番。先ほどの引っ越しでやることリストはある程度、ステップ通りに作成しています。
ここからは具体的な内容をステップ順にご紹介します。
1.新居を決定
転勤が決まったらまずは新居を決めないことには、引っ越しの日程も決められません。
とはいえ、新居選びが一番時間がかかるんですよね……。
自慢になってしまいますが、我が家はこれまで新居選びに失敗したことがありません。
そんな我が家の新居選びのポイントは、以下の6つです。
- 職場から車で20~30分圏内
- 都心すぎず、田舎すぎない場所
- 追い炊き機能付き物件
- 駐車場2台
- 築15年以内
- 南向き
駐車場2台は完全に家庭それぞれですが、その他の5つはクリアしておいたほうが無難な条件です。
職場から近すぎてもオンとオフが切り替えられないですし、都心すぎても夜間がうるさくなる可能性があります。
そして意外にも追い炊き機能はとても重要なポイントで、あるとないのとではストレスが違います。
とくに家族がいる場合は追い炊き機能がないと、すぐに湯舟のお湯は冷めてしまうので要注意です!
また畳部屋はいらないよ!という方は築15年以内の物件を選ぶと、全室フローリングのお部屋が見つかりやすくなります。
南向きの日当たりのよい物件は転勤族にとっては必須。
なぜなら、新しい土地に知り合いがいない転勤族の家族は心が病む可能性が高いので、日光に当たって気持ちを穏やかにする必要があります。
日光に当たるお部屋に住むことで、自然と太陽の光を浴びることができて、しっかりビタミンDをチャージできます!
2.引っ越し業者との打ち合わせ
新居が決まったら引っ越し業者と日程や段ボールの数などを打ち合わせていきます。
引っ越しの前に一度部屋の下見にくる場合もあります。
気になる段ボールの数ですが、2人暮らしで2LDKに住んでいた我が家は40箱以上使用しました。
それでもギリギリだったので、プラス20箱くらいは余分に用意してもらうと安心です。
3.光回線のプロバイダへの連絡
インターネットを個人で契約している場合は引っ越しの日時が決まり次第、すぐに契約先に連絡しましょう。
とくに年末や3月、4月、10月は混み合う可能性が大。
撤去工事が退去日に間に合わない!なんてこともありえるので、余裕をもって早めに連絡しておくのがベストです。
もちろん、新居へ引き継ぐ場合はそちらの手続きも同時に行っておきましょう。
引っ越しを機に、インターネット会社を安いところに乗り換えてみるのも一つの方法です。
ちなみに我が家はUQモバイルユーザーなので、月々の割引があるフレッツ光を利用しています。
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他にもスマホと連携して割引になるインターネット光回線はたくさんあるので、調べてみるのもおすすめです。
4.電気・ガス・水道の解約
電気・ガス・水道のライフラインの解約も早めにしておきましょう。
連絡する際に新住所の確認と注意事項がある場合もありますので、メモも用意しておくと安心です。
5.エアコンの取り外し、取り付け業者に連絡
エアコンの取り外しと新居への取り付けが必要な場合は、業者に連絡しておきましょう。
先ほどのインターネット同様、引っ越しシーズンは混み合うのですぐに対応できない場合もあります。
転勤の場合は会社が指定した業者になる可能性もありますので、その際は決まった流れに沿って手続きをしておきます。
6.粗大ゴミの処理
不要な棚やテーブル、布団などの粗大ゴミがある場合は、早めに処理しておきましょう。
引っ越し直前に粗大ゴミの処理をすると、処理場に持っていくのに時間を取られてしまいます。
可能な限り、早めに粗大ゴミは出しておくと安心です。
7.転出届の手続き
転出届は転出の約14日前から届け出が可能です。
市役所は平日しかやっていないので、早めに届け出をしておきましょう。
以前は転出届を用紙でもらい、新住所の市役所に提出していましたが、マイナンバーカードの抹消・登録で済みます。(どちらか選べます。)
ただし、新しい住所の役所でマイナンバーカードを使った転入手続きをする場合、暗証番号の入力など時間がかかってしまいます。
筆者はせっかちなので用紙でもらっておけばよかったと少し後悔しました。
8.郵便局で転送届を提出
あらかじめ住所変更できるものはしておくべきですが、もしものときのために郵便局で転送届を出しておきましょう。
住所が変わりますよ、というのを郵便局に知らせておくことで、以前の住所に届いた郵便物を新居に転送してくれます。
ただし有効期間は1年間ですので、それまでにはすべての住所変更を完了しておいてくださいね。
9.定期便の住所変更
サプリメントなどの定期便を頼んでいる場合は、引っ越し前に住所変更しておきましょう。
郵便局に届くものは転送されますが、その他の配送業者には知らされませんのでご注意ください。
10.新居の電気・ガス・水道の連絡
引っ越しの3日前までには新居のライフラインの連絡をしておきましょう。
当日でも可能な場合が多いですが、ガスは立ち合いが必要になりますので、あらかじめ連絡しておく必要があります。
新居のライフラインの連絡先は管理会社に確認します。
電力会社は自由に選べるので、お好きなところで契約するのもアリです。(我が家も自由に選んでます)
▽いつでも解約できて、一般送電事業者が公表する基本料金から一律5%引きの九州限定の電力会社も登場しています。
電気の新常識!【いつでもやめれるでんき】って知ってる?
物価高の時代なので毎月の出費は減らしたいものです。
11.退去立ち合い
引っ越し作業が完了したら、退去立ち合いをします。
おそらく会社を通して事前に日程を決めることになりますが、引っ越し業者の時間も考えて決めておきましょう。
引っ越し後にやること
引っ越し後にやることを具体的にご紹介します。
1.新居の鍵を受け取る
新居の鍵を受け取り、管理会社からの注意事項などを確認しておきます。
駐車場を借りる場合は、駐車場番号も確認しておきましょう。
2.転入届の提出
新住所に移ってから14日以内に役所に行って転入届の手続きを行います。
マイナンバーカードをお持ちの方は、必ず持参していきましょう。
今後、車検証の住所変更もある場合は印鑑証明書が必要な可能性もあるので、印鑑も持参しておくと安心です。
新住所の住民票は4枚程度もらっておきましょう。
3.免許証の住所変更
引っ越しをしたあとはたくさんの住所変更が待っていますが、まずは免許証から手続きします。
身分を証明するものなので、免許証をお持ちの方は真っ先に行っておきましょう。
免許証の住所変更は警察署で行うのが簡単です。
最寄りの警察署がない場合は、同じ県内(都内・道内)の警察署でも手続きが可能です。
免許証の住所変更には住民票が必要になります。
4.その他の住所変更
その他の住所変更も済ませておきましょう。
主に住所変更が必要なのは、以下の6つです。
- 生命保険
- 車の任意保険
- 携帯会社
- 通販サイト
- ローン会社
- 車検証
ほとんどがネットで住所変更できます。
ただし、車検証の住所変更に関しては、指定の場所で手続きが必要です。
その際、車検証の「所有者」がローン会社の名前になっている場合は、委任状を取り寄せる必要があります。
ローン会社へ委任状の請求には2週間ほどかかる場合もあるので、引っ越し前にしておくのがおすすめです。
引っ越しリストで効率よく作業しよう
引っ越し後は新居の不具合がないかをしっかりチェックしておき、修繕箇所がある場合は写真を撮り、管理会社に連絡しましょう。
引っ越し作業はなかなかの重労働ですが、転勤族は出会いと別れ、経験が人の倍もできるのがメリットでもあります。
最後まで読んでくださった方が家族で協力しながら効率よく作業して、楽しい新生活が送れることを祈っています。
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