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CB缶とOD缶は何が違う?初心者におすすめのシングルバーナーと使い方

CB缶とOD缶は何が違う?初心者におすすめのシングルバーナーと使い方
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  • CB缶とOD缶のメリット・デメリットが知りたい
  • ど素人でも使えるシングルバーナーを探している

本記事はこのようなお悩みを解決します!

キャンプで最初に揃えておきたいアイテムの一つであるシングルバーナー。

いざ買おうとすると種類が多く、どれを選ぶのが正解なのか悩んでしまいますよね。

シングルバーナーは各メーカーからさまざまな商品が紹介されていますが、種類と特徴を抑えておけば目的に合ったものが選びやすくなります。

私も最初に購入したシングルバーナーは3年経った今でも愛用しているので、自分に合ったものが見つかれば長く使い続けられて見た目にもいい味がでます。

記事の後半では安全に使えるおすすめのシングルバーナーもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

お気に入りのバーナーが見つかれば、キャンプでの調理やコーヒータイムがより楽しくなりますよ。

この記事を書いた人 アウトドアライター
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シングルバーナーはキャンパーの相棒

シングルバーナーはガスを使って火を起こすコンパクトなコンロのことで、登山やキャンプなどのアウトドアでお湯を沸かしたり、調理をするときに便利なアイテムです。

シングルバーナーはカセットコンロとは違い、ほとんどが手のひらサイズに収納できます。

そのためソロキャンプはもちろん、キャンプ場についてすぐラーメンを食べたいときや、朝のコーヒータイムなどにも便利です。

シングルバーナーは主にガス缶を使用しますがガソリン燃料を使うタイプなど、種類もさまざま。

キャンプを始めるならまずは揃えておきたいシングルバーナーですが、種類も多いため選び方にもポイントがあります。

まずは自分に合ったシングルバーナーが見つかる選び方をご紹介します。

シングルバーナーの選び方

シングルバーナーは各メーカーからさまざまな種類が販売されているので、最初は迷ってしまいますよね。

シングルバーナーは使用するガスや燃料、収納サイズなどそれぞれ特徴があります。

自分の求めるキャンプスタイルであれば、どれがマッチするかイメージすると選びやすくなりますよ。

種類で選ぶ

まずはどの種類のガスを使用するかを決めましょう。シングルバーナーを使用するときのガスの種類は主に3つあります。

  • CB缶
  • OD缶
  • ガソリン

CB缶

CB缶はアウトドアをしない方でも見たことはあるガス缶で、カセットコンロに使用される「カセットボンベ」です。

スーパーやコンビニでも販売されているので、安い価格で簡単に入手できるメリットがあります。

CB缶のデメリットは外気の影響を受けやすく、一般的なものだと寒冷地では火がつかなかったり火力が弱くなることです。

ただしカセットコンロにも使用できるので、防災用としては持っておきたいガス缶です。

CB缶がおすすめの人

  • カセットコンロを使う人(タフ丸など)
  • コスパ重視の人

OD缶

OD缶は「OUTDOOR」の略で、屋外での使用を目的としたガス缶です。

OD缶の最大の特徴は火力が強く、東北などの寒冷地でも外気の影響を受けにくいこと。

ちょっと難しいことを説明すると、OD館はノーマルブタン、イソブタン、プロパンの3種類のガスが混合されています。

とくにプロパンは気化する温度が低いため、寒いところでも安定した火力が出せるのです!

OD缶は強火も簡単にできるため、キャンプ中でも火力調節をしながら料理を楽しめます。

デメリットとしてはアウトドアショップや一部ホームセンターで販売されているため、ガス切れになったときにすぐに入手できるとは限らないことです。

実際に私もキャンプ中にOD缶がガス切れになってしまい、なんとか焚き火でしのいだ経験があります。

キャンプに頻繁に行く場合は、OD缶のストックをしておくと安心です。

OD缶がおすすめの人

  • 寒冷地でキャンプをする人
  • アウトドア感を楽しみたい人
  • こだわりのキャンプ飯をつくる人

ガソリン

シングルバーナーはガソリン燃料を使用して火を起こすタイプもあります。

ホームセンターやアウトドアショップで販売されているホワイトガソリンを使用することがほとんどです。

メリットはOD缶と同じく、寒冷地でも安定した火力が出せること。

デメリットは燃料の価格が高いことと、ポンピングという作業が必要になるため、使用するときに少し手間がかかります。

ガソリンバーナーがおすすめの人

  • 寒冷地でキャンプをする人
  • 手間はかかってもいいので、アウトドア感にこだわりたい人

形で選ぶ

シングルバーナーには「一体型」と「分離型」の2種類の形があります。

一体型

一体型はガス缶に直接接続して使用できるバーナーで、キャンプブームの火付けともなったアニメ「ゆるキャン△」でも登場した種類です。

一体型のメリットは軽くてコンパクトに収納できるため、持ち運びやすく登山でも使われています。

デメリットはゴトクの位置が高くなるため、大きい鍋などを乗せると不安定になる危険があります。またゴトクの下にガス缶が設置されるので、鍋を置くと輻射熱(ふくしゃねつ)で熱を持ち、長時間使用すると爆発する危険性も。

とくにスキレットやダッチオーブンなどの鋳鉄製の鍋は危険性が高くなるため、一体型のシングルバーナーでの使用はおすすめしません。

輻射熱が気になるときは遮熱板を使用すると、安全に使えます。

一体型シングルバーナーがおすすめの人

  • バックパックでキャンプに行く人
  • 調理は焚き火やカセットコンロを使用する人
  • ハイキングなどでコーヒーやラーメンを食べる人

分離型

分離型はガス缶とゴトクの間にホースがあるタイプのシングルバーナーです。

分離型のメリットはゴトクが直接テーブルに置けるので、重心が低く安定感があること。

またシングルバーナーとは異なりガス缶とゴトクが離れているため、輻射熱の心配がなく安定した火力が出せます。そのためさまざまな鍋を使用できるのがメリットです。

デメリットホースがある分、若干かさばること。

また分離型はホースがある分、テーブルの場所を取ってしまいます。

とはいえ、手のひらサイズに収まるものがほとんどなので、カセットコンロに比べると断然コンパクトです。

分離型がおすすめの人

  • 安定した火力を出したい人
  • シングルバーナーを使用するのに不安がある人
  • シングルバーナーでいろんな調理を楽しみたい人

シングルバーナーに迷ったらOD缶・CB缶兼用がおすすめ

シングルバーナーの特徴をご紹介しましたが、OD缶・DB缶で迷っているなら両方使える兼用タイプがおすすめです。

両方のガス缶が使えるシングルバーナーであれば、キャンプ中にOD缶がガス切れを起こしても近くのお店で売っているCB缶で代用できるので便利。

OD缶もCB缶も使えるシングルバーナーがあれば、いざというときの防災にも役立つのでおすすめです!

OD缶もCB缶も使えるタイプはアタッチメントがついているので、ガス缶によって使い分けます。

OD缶・CB缶兼用シングルバーナーの使い方

シングルバーナーをまだ使用したことがない方は、使い方に不安もあるはず。使ってみると簡単すぎるシングルバーナーの使い方をご紹介します。

今回はOD缶とCB缶どちらも使える分離型のシングルバーナーでご紹介。

ちなみにこちらのシングルバーナーは中国の「Burin」というメーカーで、現在は販売されていないようです。

OD缶の場合

STEP
OD缶の上部にある蓋を外して、バーナーを接続する

接続部分はしっかり回してはめ込みます。

STEP
つまみを手前に回して、ガスを開放する

このつまみ部分は、火力調節時にも回します。

STEP
点火装置を押しすと着火する

風が強いときは手元が危険なため、風下にならないように風上から着火しましょう。

CB缶の場合

STEP
アタッチメントを付ける

黒いのがアタッチメントです。

STEP
CB缶をはめ込む

カセットコンロにセットするときと同じ要領です。

STEP
はめ込んだら、CB缶を90℃程度まわす

接続部分は手で固定しておくとやりやすいです。

STEP
つまみを回してガスを開放する

ここからはOD缶のときと同じ要領です。

STEP
点火装置を押して、着火する

OD缶を使ったシングルバーナーで、300ccのお湯を沸かしてみました。

ステンレスのケトルを使用したので、お湯が沸くまでにかかった時間は4分でした。

アルミ製のケトルならもっと早く沸かせるので、おそらく2~3分といったところではないでしょうか。

シングルバーナーを使うときの注意

シングルバーナーは使い方を間違えると、爆発やケガをする危険があります。思わぬ事故にならないように、シングルバーナーを使うときの注意点は知っておきましょう。

シングルバーナーを使うときに注意すること

  • 不安定な場所で使用しない
  • 強風に注意
  • ガストーチも持っていく
  • 高温に注意

不安定な場所で使用しない

シングルバーナーはコンパクトな一方で、カセットコンロと比べると不安定です。そのため使用するときには置き場所にも気をつける必要があります。

たとえばゴツゴツした岩の上では倒れる危険があるため、必ず平面なテーブルや地面で使いましょう

不安定な場所で使用すると強風や振動で倒れて、鍋がひっくり返ったりシングルバーナーが壊れる可能性もあります。

強風に注意

シングルバーナーを使用するときは、強風に注意しましょう。

風が強いと着火時にやけどの危険もあるだけでなく、近くに燃えやすいものを置いていると引火するため周りの環境には十分注意が必要です。

風が強いときには風防を使うのもおすすめ。風防を使えば効率よく燃焼してくれるので、燃費が悪くなるのを防げます。

ただし風防も風での影響を受けやすくなるため、倒れないような工夫をしておくと安心です。

ガストーチも持っていく

シングルバーナーを使用するときは、寒さなどの影響で点火しづらいときもあります。

そんなときはガストーチやマッチなどの着火する火元があると便利です。点火装置でも着火しないときは、ガストーチで点火しましょう。

ただし柄の短いライターではやけどの危険があるため、ガストーチが安心です。

高温に注意

シングルバーナー自体はある程度の高温でも問題ありませんが、ガス缶などを接続した状態では夏場など直射日光が当たる暑い場所では要注意です。

ガス缶は高温では爆発する危険があるため、管理するときは注意しましょう。

車の中に長い時間置いておくのも危険なので、高温の場所を避けて管理してくださいね。

キャンプにおすすめのシングルバーナー5選!

キャンプにおすすめのシングルバーナーをご紹介します。

SOTO|アルミカスSOD-320

SOTOのアルミカスはOD缶専用の一体型シングルバーナーです。軽くて簡単にセットできるので、初心者でも安心して使えます。

4本のゴトクは安定感があるので、鍋がぐらつく心配もありません。SOTOのOD缶を使えば、全面シルバーでスタイリッシュな見た目でおしゃれキャンパーにも人気です。

小さくて軽いので、ソロキャンパーに人気のシングルバーナーです。

SOTO|シングルバーナー分離型

大きな鍋も置けるSOTOの分離型シングルバーナーはCB缶専用。分離型なので輻射熱の心配もなく安心して使えます

ただしホースが少し短いので、場所をとるかもしれません。

ユニフレーム|テーブルトップバーナー

ユニフレームのテーブルトップバーナーは、分離型のシングルバーナーです。抜群の安定感のあるゴトクで、重たい鍋でも安心してのせられます。

ただしゴトクがしっかりしている分、収納は少しかさばるので、ツーリングキャンプよいりはオートキャンパーにおすすめです。

火力は安定しているので、これさえあればどんな調理もできちゃいます。

スノーピーク|ヤエンストーブレギGS-370

スノーピークのヤエンストーブレギは、一体型と分離型の中間のような形状のシングルバーナーです。

分離型の安定感と一体型の火力とコンパクトさで、岩場などの不安定な立地でも水平に使えるため、登山やキャンプどちらでも便利に使えます。

OD缶の高さによって足の長さが変えられるのも嬉しいところです。

PANDESS|キャンプ用ストーブ

PANDESSのシングルバーナーはOD缶とCB缶兼用で、コスパ最強のバーナー。

ゴトクの点火部分が壁のようになっているため、風防の効果もあり安定した火力を出せるので、燃費よく使用できます。

ホースの長さにも余裕があるので、コンパクトに収納できて、ガス缶も安全に使えるのも特徴です。

アタッチメントが付属されていて、これだけでOD缶もCB缶も使えるので、コスパ重視の人にぴったりのシングルバーナーですね。

便利なシングルバーナーで快適なキャンプを!

分離型のシングルバーナーであれば、アタッチメントを購入で、CB缶もOD缶も使用できます。

コンパクトを求めるなら一体型、多様に使いたい人は分離型を選ぶといいでしょう。

ご紹介した注意点にも気をつけておくと、シングルバーナーで沸かしたお湯で美味しいラーメンやコーヒーが味わえますよ。

シングルバーナーでアウトドアの雰囲気を思う存分味わってくださいね。

ゆるりえ
30代転妻Webライター
不妊治療をきっかけに介護福祉士から在宅ワーカーへ転職!ゆるっとパートをしながらWebライターとブログ運営。執筆した記事は大手アウトドアメディアに多数掲載あり。
毎月頑張りすぎない夫婦キャンプを楽しんでいます!
こちらのサイトではキャンプギアレビューとブログ・在宅ワークのプチ情報を中心にお届けしています。
Instagram ▶ @yu.ru.rie
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